17年前、金沢在住時、若い同僚と登った薬師岳へ。今回は剱岳まで長い縦走が目的。前日、富山市内泊。富山駅前発6:20の折立直通バス乗車。客1人乗せ忘れ引き返す時間ロスがあったが定刻より早く折立着。駐車は多いがハイカーはそれ程でもない。折立〜太郎兵衛小屋コースは数回歩いており新味がない。歩き出しは良かったが次第にバテモード。期待に反し曇天、展望なく、気分も晴れない。黙々登るしかない。次々降りてくるハイカーとすれ違うのも煩わしい。樹林帯を抜け、途中から高原の木道歩きになる。東京から来た中年男性が追従、空元気を出し先導。沿道、草花が彩る。バテてスローペースだったが地図どおり5時間で太郎兵衛小屋前着。気持ちの良い広場。山並みを見晴らせず残念だがニッコウキスゲが群生。小屋外の水場でおいしい水を飲み、小休止後、山頂下の山荘を目指す。薬師峠キャンプ場まではなだらかな高原の歩き。その後、沢沿いの登りが続く。バテ気味だが沿道咲き乱れる草花に元気をもらう。見慣れないイワイチョウ、お馴染みチングルマ、イワカガミが多い。展望のない分を補ってくれる。沢を登り詰め、程なく山荘着。前回泊まった時は古かったが改築されている。客はそこそこ多いがゆっくり眠れる。給水できないのに驚く。分かっていれば道中の沢で補充したのだがやむなく500円で500ccボトルの水を買う。夕食の量は十分だが味は今一つ。⇒トップページへ |