綿 向 山
樹氷、大展望、ブナ林、山がくれた最高のクリスマスプレゼント わたむきやま 1110m 滋賀県日野町
2007年12月24日(月)曇→小雨→晴 9:10御幸橋駐車場→10:50山頂→13:00竜王山→13:50駐車場
3連休3日目、ようやく天気好転。滋賀方面はJR利用だったが、名神高速利用で山行域が広がることに気づき、
初めて名神高速で遠出。阪神高速3号線に何とか上り、名神へ。交通量が多く、気が抜けない。八日市ICで降り、
カーナビに誘導され、国道477号を東進、音羽で本山への道標に従い左折、西明寺口バス停で右の脇道へ、
少し先に登山者用駐車場あり。案内板や道標が整備され、順調に駐車場着。人気の山か、5台ほど駐車。
高速走行中、心はやるような晴天だったが、本山はガスに閉ざされ、駐車場は雨に濡れている。仕方ない。
冬枯れた侘しい樹林や山肌を眺めながら林道を進む。堰堤右脇から山道、表参道と水無山コースとに分かれるが、
よく整備されているという表参道へ。植林帯の急斜面、山道はつづら折れの暖傾斜、淡々と進む。1合ごとに道標。
5合目避難小屋あたりから雨模様、7合目行者コバで雨具着用。この先、暖傾斜、趣のブナ林帯となる。
山頂下の木枝に樹氷!階段を上り、遮るもののない山頂に出る。ガスに閉ざされ、うらめしい。立派な社、記念碑、
方位板あり。長居する気になれず、竜王山へなだらかな尾根を進むと、思いがけず、稜線の木々に樹氷!
沈んだ気持ちが浮き立つ。何枚も写真を撮るうち、雲間から陽が差す。立ったままバナナ、パンをかじるうち、
急速にガスが晴れ、鈴鹿の山並みや雨乞岳が姿を現す!雨乞岳への笹原の縦走路へ少し進むと、眼前、
ドーム状の雨乞岳の風格。北方の山並みと樹氷、絵になる。本山山腹の樹氷が美しい。
竜王山への縦走路、鞍部へ下り切るまで急傾斜の下り。疎林の趣が良い。登り返したピークから頭を白くした本山と
雨乞岳を望む。緩やかなアップダウンを進むと、鉄塔のあるピークから近江八幡方面の田園風景が広がる。
竜王山頂からは展望は良くない。三角点は、山頂石柱から少し進んだ所。下山路、意外と樹林の趣が良い。
山頂下の千畳平の風情が良い。ただ、下山路は道がハッキリせず、要注意。⇒トップページへ