割 谷 |
雑然とした小谷、安気に遡行できるが危険個所あり わりたに 961m 滋賀県甲賀市 |
2017年6月17日(土)晴 8:35駐車点→9:25入渓→11:00出渓→12:05仙ヶ岳→13:05下山口→14:05林道→14:30駐車点 |
先週、1泊で長時間の沢・山歩き、疲れ気味だが、空梅雨、今週末も好天の予報。行先に迷うが安気に遡行できそうな小沢へ。新名神:土山ICで降り、国道1号、県道507号で黒滝へ。集落を抜け、田村川沿いの林道へ。未舗装だがダートではない。割谷まで車で行けるが、林道が川を渡った所に一般車通行禁止の掲示。路肩に駐車。割谷が分かるか不安ながら進んでいると、20分程で谷が現れ、割谷の小掲示あり。ガイド本には下山道がなく、左俣を下降となっているが、登山地図に小社峠の北の小ピークから西尾根に点線あり。確認すると、谷の少し先に登山口道標と踏み跡、ロープあり。ダンプカーが4台続けて走り抜ける。谷入口に戻り、入渓。雑然とした小沢。安気に進むと、堰堤が2つ続く。難なく越える。程なく二俣着。小ゴルジュ入口に小滝。これが難関。右は切り立った岩壁。左も切り立っているが立木あり。意気上がらず遡行意欲をなくし、撤退したくなるが、この小沢を遡行できないでは情けない。左の急斜面をはい登る。滝上の立木前後のトラバースが危険、緊張、何とか通過。その後の小滝は難なく通過。小ゴルジュを抜けると、沢が2分。左の方が大きいがガレている。小滝あり、気配が良い右へ。中間点は滑滝が続き、少し雰囲気も良い。最後にハイライトの15m滝。遠目には難しそうだが、階段状に足掛かりがあり難なく直登。程なく水が枯れガレ沢が左右に分かれる。登山靴に履き替え、細々水流のある右のガレ場を慎重に登る。右に見上げるようなガレ壁。適当な所で疎林の急斜面へ。詰めの登りは苔むした疎林帯、雰囲気が良い。程なく、仙ヶ岳北西に伸びる枝尾根上に出る。山頂まで急傾斜だが難所、ブッシュはなく、山頂北の縦走路に出る。展望が大きく広がる。山頂で軽食休憩。ヘルメット着用の中年男性が登ってくる。沢登りの人かと思いきや、小岐須渓谷から登ってきた人。下降点を探しながら宮指路岳方へ進む。小社峠から登り返し、見落としたかと思い始めたころ、テープと下降路あり。予想より道は明瞭、テープが多く、迷わず進める。総じて痩せ尾根、ロープの張られた険しい個所もある。テープを追って無事林道へ降り立つ。⇒トップページへ |