後 山

修験道の険しい道と対照的な穏やかな尾根道が魅力の名山 うしろやま 1345m 兵庫県宍粟市

200798日()曇 9:30登山口→11:20山頂→12:40駒の尾山→13:50山頂15:10登山口

数年前、広島にいたとき、登りたくて登れなかった岡山県の最高峰、兵庫では氷ノ山、三室山に次ぐ高峰。
神戸からのアプローチは比較的容易と分かり、晴天の予報に早起きして名山を目指す。予報に反し曇天、
気持ちの盛り上がりまま出発。中国道:山崎ICで降り、すぐに県道53号へ。県道72号を北上、千種の町を過ぎ、
行者霊水の水汲み場の看板が板馬見渓谷の林道入口目印。駐車場ときれいなトイレあり。数台駐車。
尾根縦走の時間を見越し、林道終点まで車で。簡易舗装の狭い道。終点は小広場の駐車場。数台駐車。
平成之大馬鹿門へのルート案内板、新名所か。登山口に「西大峰山千種行者講道場」の看板。
雨がパラつき始め、傘を手に進む。年輪と野趣を感じさせる苔むした渓流沿い、しばらく登ると不動の滝、
しばらく先で大馬鹿門への道を分け、少し先で行者コースと一般コースに分かれる。行者コースへ。
渓流沿い急傾斜を進む。岩ゴロゴロのワイルドコース、進路不明瞭、踏み跡をたどるように登り続け、
急斜面に取り付く。細い竹を掴みながら強引に登るが道らしい道がなくなり、引き返す。正しいルート発見。
急斜面をロープ頼りに登る。いかにも修験道の荒コース。所々窪みのある岩場、修行場跡らしい。
汗みどろで一般コースの稜線に出る。行者コースは初心者には勧められない。合流点から短時間で登頂。
地味で狭い山頂。山頂標示は、兵庫側からの山名:板馬見山。ガスに閉ざされ展望ゼロ。
樹林に遮られ展望は良さそうにない。犬連れの地元ハイカーと話していると、次々と登頂者、
狭い山頂がにぎやかになったところで、駒の尾山へ中国自然歩道の尾根歩き。緩やかな起伏、
兵庫と岡山の県境、背の高い笹原が広く刈り払われ、歩きやすい。ブナの木が点在、趣がとても良い。
これで天気と展望に恵まれれば最高!約1時間で駒の尾山着。開けたドーム状の山頂、
大きな山頂石柱を中心に多数の石が円状に配置され、ユニーク。展望も良さそう。
山頂手前に鉄筋の頑丈な避難小屋、中もきれい。後山へ引き返し、一般コースを下る。歩きやすい道。
途中、笛石山(千種富士)への分岐あり。植林帯の急斜面をジグザグに下る。幸い下山後、雨になる。
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