海 見 山

楽勝で登れる低山だが柏野山経由は難路 うみみやま 519m 兵庫県三田市

2013113日()曇 12:55古森:大神神社→14:00柏野山山頂→14:45山頂→15:40JR草野駅

西鎌倉山から下山後、少し迷うが、明日は雨天の予報、明日の山行分も済ますことに。車の多い国道176号を北上、
古森の大神神社脇から東進、高速道下を抜け、林道を進む。北東へ進路を変える地点に登山口小道標とテープあり。
短時間で本山へ登降できるが物足りない。ガイド本に従い、柏野山経由にする。林道を詰め登ると、谷が狭くなり、
ダートな小渓流沿いの急登になる。テープを追いながら石ゴロゴロ、倒木の多い斜面を難渋しながら進む。倒木に
進路を遮られたところで、沢をたどることを見切り、左の急斜面に取付く。木枝を掴みながら必死で体を持ち上げる。
ようやく暖傾斜の疎林の尾根に出る。テープも現れる。柏野山西のピークから北西に伸びる尾根上に出た様子。
平坦なピーク上、直進しそうになるが、左(東)へ進路を転じる。要注意! 鞍部へ下り、登り返すと柏野山山頂。
雑林中、変哲ない。小表示板あり。テープに注意しながら南進、地図では尾根は南東に向かう。南西へ転じる地点を
慎重に探るが、南東へ進んでおり、引き返す。見当で南西へ下ると、テープが現れ、ホッ。調査用青テープが現れ、
不安ながらテープを追う。ガイド本にある小林道に降り立ち、ホッ。右へ進むと、すぐに工事中のため池堰堤に出る。
何と高齢ハイカーがいる。本山から下山、これから戻る、同行してあげるとのこと。堰堤西端から下り、ため池西の
小山を巻くように明瞭な山道を水平に進む。途中、左に下る小道とテープが現れるが見送る。篠山城石垣の石を
切り出した場所を探索中、山城研究の盲点、証拠となる刻印のある石を探しているとのこと。自分も歴史好きなので
興味を惹かれ、そんなことを熱心に調べている人がいることに感心。摩耗した古い石仏を見て、狭い峠に降り立つ。
ここで別れ、斜面に取付く。疎林中、明瞭な踏み跡とテープあり。短時間で一気に登頂。山名に反し、雑林中、展望は
ない。平坦地に三角点と小表示板あり。雰囲気は悪くない。峠へ戻り、往路の登山口へ谷筋を下る。確かに石垣に
使えそうな石がゴロゴロ、刻印がないか見てしまう。知識があると、同じものを見ても違った見方ができる。短時間で
元の林道に戻る。国道を少し南下、小橋で武庫川を渡り、川沿いの小道を気持ちよく進む。収穫後の田んぼ越し、
虚空蔵山か山並みが絵になる。電車が通過するが、幸い余り待つことなく次の電車が来る。⇒トップページ