筑 波 

展望、趣の良い100名山だが観光地化し人ごみに疲れる つくばさん 877m 茨城県つくば市

200952日()晴 10:15筑波山神社前バス停11:40男体山12:40女体山→13:50つつじヶ丘→14:30神社前バス停   

待望の5連休、行き先を思案、未踏の100名山へ。7:00過ぎ自宅発。地下鉄、JR、つくばエクスプレス、バスと乗り継ぐ。遠い!
つくば駅バス停では行楽客の長蛇の列。臨時バスが次々に出て助かる。広大な平野に開発された学園都市の景観が新鮮。
車窓から双耳峰の本山を仰ぐ。バス停からお土産屋街を抜け、由緒ある立派な神社着。ガマの油売りの口上を聞く。
ケーブル乗り場脇から登山道が始まる。広い歩き込まれた道、木の根が幾筋も出ている。大小の石が多く、階段代わりになっている。
ハイカーより行楽客が多く、幼児連れ、子犬連れが目立つ。狭い道では渋滞するが抜きながら先を急ぐ。山頂まで木段が続く。
ケーブル沿い、急傾斜の直登が続く。自分でもシビアなので、行楽客は皆しんどそう。杉の巨木などある樹林帯、展望はない。
スミレ、ニリンソウなどの草花を見ながら、登山口から1時間で御幸ヶ原に出る。広場にお土産屋が林立、人ごみ、まるで安手の観光地。
とりあえず男体山へ。岩場の狭い山頂から広大な関東平野を望む。あいにくもやっていて遠望はきかない。
昼食後、男体山を巻く自然研究路を歩いてみる。樹林の趣が良く、展望個所もある。ニリンソウが群生。人が少なくお勧め。
人ごみの広場を抜けて女体山へ。樹林の趣が良いが、人ごみで鑑賞気分になれない。切り立った岩場の山頂は人だかり。
何とか岩場に立つと、素晴らしい展望の広がり! 眼下、新緑の樹海。加波山への山並みと田園の広がり。
人ごみを抜け、つつじヶ丘へ下る。素晴らしいブナ林の道を抜け、変化のある岩場を縫うように下る。面白いが渋滞の行列。
岩場を過ぎると、暖傾斜となり、開けたつつじヶ丘に出る。期待したツツジはまだつぼみ。ロープウエイ駅からバスに乗ろうかと思うが、
歩き足りず、迎場コースを経て出発点へ戻る。楽チンの平坦な暖傾斜道、植林帯で趣は乏しいが、人の少ない静けさが良い。
つつじヶ丘発のバスに乗れるか案じていたが、神社前から臨時バスが出ており助かる。⇒トップページ