局 ヶ 岳

午前中、矢頭山から下山後、かねてから登りたかった本山へ。大洞山などからその鋭角の山容が目を引く。
当初、国道368号の「峠」側から登る予定だったが、矢頭山からの下山が早く、また、マイナーコースで不安があり、
結局、国道368号を東進、国道166号で本山南側へ回り込み、ガイド本紹介のコースに向かう。「峠」辺りから山中、
狭いウネウネ道になり、まだかまだかとゲンナリしながら下り続ける。対向車にも用心。ようやく国道166号に出る。
登山口への分岐が心配だったが、西進の場合、大きく表示され、すぐに分かる。山麓の集落内を道なりに上ると、
局ヶ岳神社着。駐車場やトイレが整備され、雰囲気が良い。車道を少し登り、分岐を右へ。次の分岐を左へ登ると、
鉄の小階段あり。ここが旧登山道入口。「局ヶ岳反射板」への道標あり。利用が少ないようで、ブッシュ化しており、
イバラが不快。少し登り、林道を横切ると、道が良くなる。植林中、沢を詰めるように登る。総じて急傾斜、
短くジグを切りながら黙々急ぎ登り続ける。登山道と記したテープが所々現れる。登山口から45分、ようやく小峠着。
峠の表示はなく、テープが目印。山頂まで詰めの急登が続くが、自然林となり雰囲気が良い。高齢夫婦が休憩中、
やっと人に会ったとのこと。はやる気持ちで一気に登頂。いきなり展望が開け、期待通り。狭い山頂に2組5人がいる。
北面、反射板が視界を遮っているが360度の展望。矢頭山を捜す。山並み上の黒いデコボコと気づく。特異な山容。
三嶺方向へ長い稜線がダイナミックに延びる。その先に見えるは、三嶺か学能堂山か山名同定できない。
その右に見える山々は、尼ヶ岳〜大洞山、倶留尊山〜古光山か。反射板の前に展望台あり、北面も見れる。
「峠」側からの道は分からず、やはり、南面からのコースが無難か。展望を堪能し足りないが、急ぎ下山。
新登山口側への道は良く、急傾斜だが、ジグザグにどんどん下る。道標やテープもあるが、難点は分岐が多い上、
進路の誘導が不十分。2ヶ所ほど分岐で迷った上、道標に従って進んだら、椿の滝コースへ誘導され、引き返す。
新登山口には道標、駐車スペースあり。神社から舗装道が続いており、新登山口からの往復が楽で無難か。
車道を下ると、途中に「椿の滝」コース登山口あり。車道から近くの山並みの展望が良い。ポツポツと雨が降り出し、
車での帰途、本降りとなる。狙い通りの2山に予想より短時間で難なく登れ、展望にも恵まれ、幸い。⇒トップページ

好展望の秀麗な三角、「伊勢の槍ヶ岳」 つぼねがたけ 1028m 三重県松阪市

201136)曇 12:15局ヶ岳神社→13:20山頂→14:25新登山口→14:45神社