湖北の山々を一望できるリトル比良の最高峰 とりごえみね 702m 滋賀県高島市

2012117日()快晴 9:05近江高島駅→10:05打下城跡→11:15見張山→12:55山頂→14:10岳山→15:40近江高島駅                  

湖東の山行が続き、目先を変え比良山へ。以前、岳山から岩阿沙利山へ縦走したが、見張山から縦走してみる。
平日の電車は通勤客で満員。湖西線直通で便利。ワンディパス2900円利用。駅から山側へ直進後、右折、学校前で
左折。円光寺前を過ぎ、日吉神社入口の左手に登山口道標あり。ブッシュを抜け、谷沿い急登になる。打下城跡への
道標に導かれる。雪はほとんどない。尾根上に出、城跡に寄る。交通の要衝を見下ろす位置だが、樹林に囲まれ、
展望はない。尾根道は総じて暖傾斜、一面雪になる。見張山手前、快晴下、素晴らしい展望!琵琶越し伊吹山が
目を引く。この方向からの姿は良い。右方、なだらかな霊仙山。左方、湖北の山々の連なり。足が深く沈む
ようになり、この冬初めてスノーシュー着用。雪が重く、快適ではない。ストックも初使用。見張山は尾根の通過点の
感じ、展望もない。夏道跡が何となく分かる。テープもあり、迷わずに進めていたが、途中、倒木に遮られ進路を失う。
少しウロウロ、倒木を乗り越え、進路発見。T字路で進路に迷うが右へ登る。程なく電波反射板あり。琵琶湖北端越し、
湖北の山並みの展望。金糞山や横山岳か。少し進み、山頂に立つ。樹林越し北西に対面する蛇谷ヶ峰。
岩阿沙利山へ縦走、寒風峠から下山したかったが、時間不足、縦走路は深い雪に覆われ踏み跡もない。無難に
岳山経由で下山。山頂下を巻くように北進。踏み跡がないと分かりにくい。雪山で、手掛かりなしに進路を見出すこと
の難しさを実感。少し下ったオウム岩から素晴らしい展望!眼前、蛇谷ヶ峰。福井との県境の山々の連なり。
この白坂コースはよく歩かれており、雪道が溝状に踏み固められている。スノーシューをはずす。岳山まで
予想より時間がかかる。下るにつれ、琵琶湖越し伊吹山、霊仙山、鈴鹿の山並みが見える。雪がなくなるが、溝状の
山道が水浸し、歩きにくく不快。下山口から駅まで短時間、比良山系北端のリトル比良は、駅から登山口まで
短距離なのが良い。1時間1本の電車が出た後、しばし待つ。通勤帰りの満員電車になる。⇒トップページ