仕事休み、前回に続き、「新はりまハイキング」紹介の山へ。街中の桜は散り始め、山奥の大桜見物へ。久しぶりに 播但道を北上、和田山から北近畿豊岡道へ。終点:八鹿氷ノ山ICで降りる。八鹿から県道267号を西進、道標に従い県道268号へ。珍坂トンネルを抜け下ると、程なく左手に公民館。前の広い空き地に駐車。車道を戻り、蓮䑓寺境内へ。本堂左手から裏側へ進むと、左上に登る階段あり。八十八か所観音巡りの道。小石仏を拝顔しながら安気に進む。周回コースになっているが適当に登り進む。石仏群から離れ、林道を進むと、右下に八幡神社が見え、案内板や道標の整備された広場着。大桜道標に従い、林道を緩やかに登り進む。楽観に反し、道標がなく、林道分岐で迷うが、本道らしい道を進む。進路が不安になりだしたころ、木の幹に大桜の小道標あり。しばらく進むと林道終点。道標なく、進路を失い戸惑う。見下ろすと、谷。ガイド本を確認、谷へ下るとある。確認しなかったら引き返したかも。踏み跡をたどり、ダートな斜面を小谷へ下る。小渓流を渡り、踏み跡をたどる。えぐれた小谷の左側の土壁を慎重に進む。マジこれがコース!?ロープが張られ、踏み跡があり、これでよいのか。ダートな急斜面を這い登る。ハイキング本紹介の山にしては道がないのが不審、不安。まるで沢登り後の脱出みたい。沢登りをしているので、まだよかったが、一般ハイカーだと引き返したかも。不審、不安がつのってきたころ、鮮やかなピンク!これが目指す大桜か半信半疑。ザレた急斜面を這い登り、桜の幹にタッチ。朽ちた表示板あり。ガイド本の写真と照らし、間違いなさそう。満開の桜に満足。苦労したが、ここまでこの桜を見に来る人は少なそう。一層満足。次の目標は山頂。大桜背後の急斜面を登り、尾根に出る。山頂と逆方向に好展望の岩場があるとある。ブッシュに遮られ面倒、パスしようかと思うが、ブッシュをかわすと、後は痩せ尾根を経て、突端に出る。北面、神鍋高原方向の平野と山並みの展望が広がり、気持ちが良い。山頂は視界がないので、ぜひ寄るべし。引き返し、山頂を目指す。これがまた難物。ダートな急斜面を木枝を掴みながら登る。沢登りの高巻きのよう。ハイキング本で紹介するのが疑問。登り切り、平長な山頂部の先に二等三角点。こんな所にも三角点を設置する苦労を思う。雑林中、変哲なく、すぐに引き返す。ダートな急傾斜を慎重に下り続ける。大桜を改めて鑑賞。ガイド本には地元住民が木段を整備したとあるが、ガレた急斜面、痕跡を残すのみ。道中、道も道標もない。ダートな急登降は短時間なので、覚悟して大桜を見に来る値打ちはあるか。帰途、八幡神社に寄る。素朴な狛犬の姿が良い。⇒トップページへ |