床 尾 山 |
なだらかな尾根の疎林の趣が良い縦走周回コース とこのうさん 843m 兵庫県朝来市 |
2025年9月7日(日)曇 9:10羅漢口→10:10尾根取付点A→10:55西床尾山頂→12:20東床尾山頂→13:25峠B→14:10鉄鈷(かなとこ)山→14:45737m点C→15:50大カツラ分岐点→16:05羅漢口(地図) |
六甲山に飽きてしまい、車のバッテリー上がりを防ぐためもあり、久しぶりに遠出。遠出先も行き尽くして新味がないが気の向くまま本山へ。積雪期、奥山集落から周回するコースが好きだが久しぶりに羅漢谷から登ることに。播但道:和田山ICで降り、県道10号へ。道なりにまっすぐ走る。集落を過ぎると道が狭くなるが舗装道。羅漢口まで神戸市内から130km、所要2時間。3台ほど駐車可。他に駐車なし。道標に従い羅漢谷へ。入口辺はやや荒れた感じだが少し進むと道が明瞭になる。沢沿いに詰め登る。足元の悪いややダートな道だが沢の趣は悪くない。数回渡渉するが渡渉点の表示があり、容易に渡渉できる。1時間後、沢から離れ、急な尾根の直登となり、今回のコース中一番シビア。西床尾山頂に出ると高齢登山者一人。眼前の東床尾山を見ながら軽食休憩。この先、緩やかな起伏の広い尾根歩き。疎林の趣が良いが足がややだるく力が入らずシャキッとしない。それでも1時間強で東床尾山頂着。先ほどの男性とまた一緒になる。もやっているが北面の山並みや平野を展望。大カツラへ下山する予定だったが時間的に大丈夫そう、鉄鈷山まで足を延ばすことに。山頂部は草が茂っているが少し進むと趣の良い疎林帯となる。立木にワッペンのような小道標もあり、迷わず進める。峠へ降り立つ辺りが草の茂み。峠に林道開通記念碑あり、北面の山並みを展望。すぐ横から鉄鈷山への登りにかかる。取り付きやすくい疎林帯で雰囲気も良い。開けた高みに717m三角点あり。西床尾山から総じて緩やかな起伏だが、鉄鈷山へ短時間の急登。樹林中の平坦地に大きな山頂表示板。その先、P737まで歩きやすい疎林帯が続く。P737から磁石と地図で慎重に進路を探る。ヤマップGPSもあり、間違えずに尾根伝いに下降。前半はヤブのない植林帯だが後半低灌木帯となりやや難儀。地図にはない林道に2度降り立つ。最初の林道は横切り、2度目の林道をたどり、短時間で羅漢口へ戻る舗装道に出る。大カツラへの分岐点駐車場のある所。短時間で駐車点へ戻り、更衣時、両足と首筋を多数ヒルに噛まれていることに気づき、ガックリ。出血で衣類や靴下が汚れている。ヒルは満腹したのか見当たらない。これほど沢山噛まれたのは初めて。一句「点々と疎林の尾根に白茸」⇒トップページへ |