寺山

黒木山から下山後、西脇市街へ。道標に従い、童子山公園内の市民センター駐車場着。小雨の中、雨具着用、
傘をさして出発。センター脇の車道を北上、すぐに国道427号、「童子山」Ｔ字路に出る。国道を渡り、小道を登ると、
実相寺。寺の手前で左の墓地へ。墓地内を登ると、山道に入る。道は明瞭だが道標はない。低い雑林中の道、
背後に西脇市街が広がるが高度感はない。しばらく登ると、観音寺からの道と合流。西林寺と観音寺の道標あり、
左、西林寺の方へ進む。一旦、かなり下り、登り返す。258mピークの前後で鉄塔と出会う。尾根沿い送電線が走り、
山登りというより裏山散歩という感じ。安気だが登山としては物足りない。本山まで緩やかな起伏の尾根歩き。
明るく開けた尾根だが、雑林に遮られ、展望は今一つ。加えて、ガスで遠望はきかない。山頂鉄塔を目指して登る。
鉄塔基部から市街と山並みの展望が開ける。鉄塔の上が山頂、無線中継所フェンス脇に三角点あり。
雑林中、展望も趣きもない。三角点も痛んでいる。小さな山頂標示１枚、寂しい。鉄塔まで戻り、道標に従い、
西林寺へ。下りの尾根から東方の小平野と南方、数曽寺山塊、三草山方面の山並みを展望。
短時間で山麓の車道に出る。すぐに山麓の山道を南進、西林寺境内へ。広い境内、立派な本堂にお参り。
参道を下ると、市民創作の石仏群が並ぶ。一つ一つの表情、作風が面白く、見飽きない。自然歩道道標に従い、
住宅沿い山麓の車道を進み、国道に出て程なく駐車場へ戻る。本山だけでは物足りず、黒木山と併せて登ると良い。
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