天 狗 堂
山頂大岩から好展望か?サンヤリへの縦走路の趣良し てんぐどう 988m 滋賀県東近江市
2019616日()風雨 8:15駐車場→9:40山頂→10:25サンヤリ山頂→11:00山頂→12:15駐車場地図
昨日は全国的に低気圧に覆われ雨模様。天気好転の予報に東近江の名峰へ。朝、青空が見え、好天を期待したが登山口へ向かうにつれ雨模様。小又谷出合の大駐車場に駐車。先行車なし。こんな天気、釣師もハイカーもいない。瀬川谷(地図のピンク線)を遡上、サンヤリ登頂の予定だったが御池川が増水、速い濁流に渡渉は危険。瀬川谷遡上をあきらめ、沢登り用具は残し、雨具着用。本山東へ延びる暖傾斜の尾根をたどってみる。取付きは急斜面だが、短時間で登り切ると暖傾斜。幸いヤブはなく、植林中、踏み跡らしきもある。数回、短い急登があるが総じて暖傾斜、危険個所もない。2,3個所、岩場が現れるが踏み跡をたどり脇からかわす。山頂手前でシャクナゲ灌木帯になるが、踏み跡をたどり、ひどく難渋せず進める。ヒルが手指に!出血が止まらず、指をなめ続ける羽目に。山頂岩場を左から巻いて岩場上に立つ。ガスに閉ざされ視界ゼロ。サンヤリへ向かい尾根を北上。歩きやすい明瞭な道あり。テープも多く迷うおそれなし。道標も数か所あり。雰囲気の良い灌木中、総じて緩やかな起伏。風が強く、雨具着用でも寒い。天気が良ければ樹林の切れ間から展望がありそう。テープに従い灌木中に向かうと、924m点表示。この先、植林帯。山アジサイが沿道を彩る。ギンリョウソウも散見。急登をこなし、サンヤリ958m登頂。三角点、山頂表示あり。展望はないが雰囲気は良い。天狗堂へ引き返す。山頂岩場のすぐ南に山頂表示と御池林道へ下る道標あり。昭文社の登山地図には君ヶ畑コースしかないが、分県登山ガイド「滋賀県の山」には山頂から南東に下るコースあり。風雨下、下山を急ぎ、この最短路で下山。道は明瞭、テープ、道標もあり、迷わず下れる。総じて急で暖傾斜の個所は少ない。上部は自然林で雰囲気が良いが、下部は植林帯。沢まで下り切ると、暖傾斜の楽な道が続き、林道に出る。登山口道標あり。20分で駐車場へ戻る。トップページ