天 狗 岳
 八ヶ岳主縦走路脇にある300名山 てんぐだけ 2646m 長野県茅野市
201582)晴 7:00渋の湯Ⓟ→7:40唐沢鉱泉→8:30西尾根上→10:30山頂→11:00東天狗岳→12:05天狗の奥庭→12:35中山峠→13:00中山→14:10高見石小屋16:20渋の湯Ⓟ
今回の八ヶ岳行の一番の目的、300名山:天狗岳を目指す。天気予報を慎重に判断、今日を選んだが正解。ホテルの窓から初めて八ヶ岳連峰が見え、心浮き立つ。唐沢鉱泉から登ればよいが車道が悪そう。県道191号を快走、渋御殿湯管理の駐車場に駐車。駐車料1000円。トイレ有。車道を少し戻り、道標に従い唐沢鉱泉へ山越え道へ。樹林中、歩きやすい道。雰囲気が良く、癒される。楽に唐沢鉱泉着。駐車が多い。西尾根へジグザグに登り、快調に尾根上に出る。今年初から左足にシビレとダルさあり、ジョギングや山行ですぐに症状が出ており、連日の山行が心配だったが、不思議と症状が出ず快調。しばらく尾根を登り続け、岩場の展望地に出る。ファミリーでにぎやか。さらに先に第1、2展望台あり。眼前、一昨日登った阿弥陀岳、赤岳。南アルプスはガスでスッキリ見えない。樹林帯を抜け、陽ざらしの中、本山への登りにかかる。大石重積、ペンキマークに従い慎重に登り切ると、素晴らしい展望。広大、なだらかな北八ヶ岳越し蓼科山、根石岳、硫黄岳越し赤岳、やや奇怪な東天狗岳。展望に満足、ザレた道を下り、登り返し、短時間で東天狗登頂、西天狗と対面。300名山にしては変哲ない。思うに八ヶ岳主峰では、赤岳と阿弥陀岳が盟主、次いで東西天狗岳が目立つ。西天狗が高度では勝るが、山名の由来は東天狗にあると思う。中山峠へまっすぐ向かわず、面白そうな天狗の奥庭へ。陽ざらしの岩ゴロゴロ道に難渋。水の枯れたスリバチ池越し両天狗を見る。黒百合ヒュッテ前の陽傘の下で一息つく。渋の湯へ下る人たちと別れ、気持ち良い木道を短時間で中山峠へ。中山は通過点の感じ。その先、石ゴロゴロの大展望地に出る。中山からの下り、石ゴロゴロで長く辟易。ようやく山小屋着。陽陰で休み、気を取り直す。小屋横の高見石に登ってみる。意外と広大な展望、心が晴れる。渋の湯への下り、初めは雰囲気の良い樹林中だが、賽の河原、陽ざらしの大石ゴロゴロの長いスロープ。今回の八ヶ岳はどこも石ゴロゴロだったが最後のとどめ。皆敬遠するのかだれにも会わない。ようやく賽の河原を抜け、沢沿いの巻道になる。それからも長く、予定より時間を要し、渋の湯着。⇒トップページ