下降路を間違えピンチ! てんぐだけ 928m 京都府南丹市
201932日()晴 8:25駐車点→10:35829m点→11:40927m点→13:55山頂13:30936m点→19:15林道下山19:40駐車点地図 
好天の週末、行き先に迷うが京都北山の低山へ。前回の平石山が雪が少なく、今回も少ないと予想、軽いワカン持参。国道367号を北上、梅ノ木で左折、路肩に雪は少なく、尾根の取付き点近くまで入れる。路肩に駐車。尾根端南にかかる橋が崩落、渡渉にやや難渋。尾根端へ向かうか点線の尾根を登れば良かったが、尾根上へ急斜面を這い登り、消耗。幸い自然林の疎林帯、雰囲気は良い。ようやく尾根上に出る。後は、シビアなアップダウン、危険個所はない。尾根上、ヤブはなく、雰囲気も悪くない。積雪と土が出ている個所が入り交じるがワカン着用。登るにつれ、雪の深い個所で足を取られ、快調に進めない。スノーシューにすればよかった。予想より進行が遅く、14時前登頂。展望のない変哲ない山頂。山名に反し険しさはない。小さな山頂表示あり。帰路を急ぐ。936mへの登り途中でスノーシュー跡が現れる。この辺り雰囲気が良い。高度計を見ながら900mの下降点を慎重に判断。936m点近くまで登り過ぎているようだが高度計の誤差もある。下降を始めるが急傾斜になり、ミスに気付く。冷静な判断を失い、谷側へ急下降してしまう。正面の尾根を下ることも考えるが下山点が駐車点から遠過ぎる。急斜面を斜行して正しい尾根へ戻ろうとするが、急峻な谷に阻まれ、急な尾根をよじ登る。結局、自分の足跡に戻り、ガックリ。かなり登り返してから急斜面を斜行、ようやく正しい尾根に戻ったと思いきや様子が違う。登り返すと、最初の所へ戻る。幸いスノーシューの跡が下降路へ伸びている。これを追って下り続ける。薄暗くなり、幸い通じた携帯で家内へビバークするかもと伝える。ランプに新しい電池を入れ、先行者の足跡をたどる。終盤、雪がなくなるが、植林の急斜面を下り無事、林道に降り立つ。冠雪の林道に足を取られながら無事駐車点へ戻る。改めて下降の難しさと軽率な判断がピンチを招くことを学ぶ。⇒トップページ