竹 呂 山

2008726日()曇 9:30林道分岐→10:05林道終点→10:50山頂12:00→13:25カンカケ越→13:55林道分岐     

展望はきかないが自然林の尾根歩きを楽しめる山 たけろやま 1129m 兵庫県宍粟市波賀町

兵庫第2の高峰:三室山の南に控える、変わった山名が気になる宍粟50名山。ネットで調べると、無理なく登れそう。
中国道:山崎ICから国道29号を北上、道の駅「はが」のすぐ先で、観光りんご園、不動滝の道標に従い左折、
少し走り右折、小橋を渡り、りんご園内の狭い道を道なりに進むと、カンカケ越への林道。展望の開けた地点から
未舗装、落石の多いダートコース、カローラでヒヤヒヤしながら走る。展望地から2km、道が左へ急カーブする地点が
登山口への林道入口。すぐに分かる。路肩に駐車したが途中まで車で進める。渓流を見下ろしながら平坦路を進む。
ハイカーの入らない山、自然の気に呑まれたような気分。途中から道が荒廃、難儀するほどではない。道の終点で、
左右に小渓流を分ける尾根に取り付く。目印はないが、急斜面をよじ登ると、歩きやすい尾根道、踏み跡もあり、
テープがポツポツと現れる。やや急登だが、ブナ、ミズナラなど自然林の中、下草のない柔らかい路面。尾根も明瞭で、
踏み跡、テープを頼らずどんどん進める。25分で主尾根に合流。木の幹にマーカー。暖傾斜の尾根、左側は植林、
右側、自然林が続く。山頂手前、左へ進路を変える地点にブナの巨木。楽勝でなだらかな山頂着。疎林中、
三角点がひっそり。展望はないが静けさが良い。小プレート数枚。ベテランはヤブを突破して三室山まで縦走している。
樹間からすぐ眼前に三室山。ダメ元で進んでみる。テープはないが、かすかな踏み跡。尾根はやや不明瞭、途中から
不安になり、持参の赤布を初使用。地理院地図を紛失、登山地図で代用。中間点で、背の高い笹ヤブが濃くなり、
断念、Uターン。道迷いしないか不安ながら約1時間で山頂へ戻る。下山は、カンカケ越を目指し、主尾根を南下。
暖傾斜の歩きやすい道。自然林が続き、静けさと趣きが良い。特に後半、広い鞍部辺りの趣は良く、
足を止めて自然の気に浸る。テープがポツポツあるが峠手前で進路を失う。ダートな植林の急斜面、小谷を下り、
不安に駆られ始めたころ、あっさり林道に出る。こちらから取り付くのは難しそう。帰途、不動滝を見に行くが、
入園料200円。サイフを忘れ見れず。⇒トップページ