高 取 

宍粟の低山巡りに食傷、連休は遠出して300名山を目指すことを検討したが、林道が冬季閉鎖されており断念、
結局また宍粟50名山へ。中国道:山崎ICで降り、国道29号と県道53号の分岐を過ぎてすぐ右折、
きれいな公園があり、トイレ借用。揖保川を渡り左折、少し走ると右手奥に篳篥(ひちりき)神社が見える。
神社前の農協駐車場に駐車。境内のイチョウの黄葉とモミジの紅葉が美しい。「彩りの森」案内板と登山口標柱あり。
階段を登ると、テラス状地に小神社と聖山城跡あり。この辺り、山崎の盆地を見下ろす山上には山城跡が多い。
神社前から揖保川越し北西の展望が開ける。長水山と宮山か。道標に従い、遊歩道を進む。
尾根のすぐ下をけずって作った道、やや趣に乏しい。所々案内板とベンチあり。自然林の中、散策気分で進む。
総じて暖傾斜、鉄塔をたどるように進む。展望に乏しいが、樹林の切れ間から陽射しに輝く山腹の紅葉が美しい。
急な直登後、登頂。立派な山頂標示とベンチあり。南側の山並が少し見える。平坦地を東に進んだ突端から
南東方の山並みを望める。磁石を忘れてきたが、ネット情報頼りに尾根伝いに周回してみる。
北へ巻き道の遊歩道を下り、鉄塔に出たところで遊歩道から離れ、北の468mピークへ向う。
鉄塔から午後登る篠の丸〜最上山の長い連なりが見える。歩きよい尾根を進み、ピークで左右に分岐、
右は三谷峠への道、左へ進み、次のピークで下る尾根を間違える。潅木を縫いながら急斜面を下るが汗だくで戻る。
ピーク部を少し北へ進むと、西へ進めそうな尾根がある。途中、潅木がうるさくなるが、それ程難渋せずに進める。
道もテープもない。総じて暖傾斜、はっきりした尾根をどんどん下る。雑林中、展望も趣もない。
そろそろ尾根端かと思うころ、鹿よけネットにぶつかる。すぐ下の道に降りるため、ネット下を強引に引き上げ、下る。
広い石楠花園と菖蒲園の中、その時季は良さそう。無事下山、安気に進むと、出入口が施錠閉鎖、センサーあり。
苦心して園外に脱出、車道を歩いていたら車が来る。センサーが作動したようで、管理人から侘びを言われ、恐縮。
素直に遊歩道往復が良い。⇒トップページ

道標、遊歩道が整備され楽々登れる山 たかとりさん 490m 兵庫県宍粟市山崎町

20081122日()晴 8:40ヒチリキ神社→9:55山頂→11:05花菖蒲園→11:25神社