高 城 山

犬鳴山山域の最高峰だが展望のない地味な山 たかしろやま 649m 大阪府泉佐野市

大天上ヶ岳〜天狗岳から七宝滝寺本堂へ下山。軽食休憩後、不動谷を挟さんで大天上ヶ岳に対面する本山へ。
地図上、この山域では最高峰、目指したくなる山。本山への道標はなく、犬鳴山八峯の元山上ヶ岳への道標に従い
急傾斜の岩壁に取り付く。一見難所そうだが難なく登れる。登り切ると、大峰:山上ヶ岳覗岩のミニ版あり。
「元」とあるのは、役小角が先に開山、こちらが元祖ということか。覗岩の上に小社あり、元山上ヶ岳のようだ。
少し霊気あり。その先、道標はないが、暖傾斜の尾根道をたどる。雑林中、雰囲気は悪くない。道なりに進むが、
尾根歩きが予想以上に長く、少し不安になったころ、手製道標あり。程なく良い道に合流。ちょうど登って来た人が、
山頂はすぐそこと教えてくれるが道標もある。雑林中、尾根の通過点のようで、山頂表示がないと分からない。
地味過ぎて期待はずれ。平坦な尾根道をたどると、七宝滝寺本堂へ下るコッツキ谷コースへの分岐あり。
こちらが一般的なコース。高鍋山への道標はないが、尾根道を進むと、手製の小道標あり。すぐ横の高みに登ると、
雑林中、山頂表示あり。本山より更に地味。ガイド本に両山が紹介されていないのに納得。登山地図では、
四足林道を経て中大木へ下るが、雨山を目指すのに、まっすぐに登山口のハイキング西コース入口へ向かいたく、
尾根道をたどる。テープや八峯巡り道標に従って進む。地図にない八峯の弁天ヶ岳の方へ進んでしまい、引き返す。
主尾根へ戻り、何とか松尾山への尾根道へ進む。道が不明瞭になるが、テープや境界標柱も手掛かりに進む。
展望は乏しいが、途中、北東方の山並みの展望が開ける。松尾山は、雑林中、山頂と分からないが道標あり。
進路が左右、斎場と永楽池方向に分かれる。斎場方向へ進む方が良かったようだが、永楽池方向へ。
松尾山から西進後、北進する尾根に入ったことに気づくが、そのまま進んでみる。進路がさらに不明瞭になり、
ブッシュ化している個所もある。数か所で進路を見失うが、周辺を探索、進路を発見。苦労して茂みを抜け出すと、
池あり、ホッ。⇒トップページ

20101229日()曇 12:05元山上ヶ岳登山口→12:45山頂→13:05高鍋山13:45松尾山→14:35永楽池