高 雄 山
静かで趣の良い尾根歩きを楽しめる山 たかおさん 476m 神戸市北区
予報どおり雨。昨日の疲れもあり、今日は休養とパソコンで遊んでいたら雨が上がる。天気好転の気配に10時発。
駅舎裏の道を少し進み、道標に従い布引の滝への道からはずれ城山へ。新幹線駅裏に名瀑があるのも驚きだが、
駅裏に大昔の山城跡。雨上がり、湿気の充満した薄暗い樹林の中、階段の整備された道を登る。
標高319mだが結構な傾斜の登りが続く。登山地図では三角点を通過するが、尾根のすぐ下を道は巻いており、
通過したようだ。テラス状の平坦地が展開、いかにも山城跡の気配。立派な石碑あり。
城山から大龍寺まで途中車道を横切るが、自然林の中、整備された平坦路を散策気分で進める。
大龍寺から舗装道(全山縦走路)を市ヶ原方向へ。前回は、しばらくして出てくる道標に従い、本山を目指したが、
市ヶ原まで移動、地図にあるルートで本山の尾根に取り付く。いかにも尾根道らしい道。結構きつい登り、
短くジグを切りながら根気良く登る。樹林の趣が良い。全山縦走路からはずれ、ハイカーがおらず静か。
道標には展望コースとあるが樹林のプロムナードで展望は得られない。厳しい登りを越えると前回の道と合流。
前回のコースは尾根を避ける近道で楽だが趣がない。山頂手前の小岩場で樹林の切れ間からやっと展望が得られる。
布引ハーブ園から天狗道の稜線が延びる。目を転じると、再度山の三角と対照的なドーム状の鍋蓋山。
こじんまりした山頂を通過、しばらく下り、前回間違えた分岐点で、左、分水嶺越の方へ。暖傾斜の明るい尾根道、
のどかに進むと元気の良い掛け声、重装備の大学登山部?の若者達とすれ違う。さらに、清掃登山の高齢者達と。
この尾根(南ドントリッジ)歩き、登りとはまた違った明るい雰囲気が良い。途中、昨日登った黒岩尾根が眼前に展開。
舗装道に下った所が分水嶺越。右へ少し進み、高雄山管理道(北ドントリッジ)の道標に従い、整備された道を進む。
杉・ヒノキの植林帯の中、文字通り営林署の管理道がウネウネと続く。どこか登山道とは雰囲気が違い、風情がない。
かろうじて新緑の葉とトラノオの花に出会い、何とか写真を撮る。やはり、トエンティクロスを進むのが良い。
途中、中年女性二人連れとすれ違う。ダレてきたころ植物園東門に着く。植物園はアジサイの盛り、カメラマン多数。
品種の多さでは日本一というアジサイ園、疲れて鑑賞、撮影する元気がなかったが、見て回るうちに美しさに魅かれ、
疲れを忘れて撮影。植物園からバスを待つのが面倒で、歩いて有馬街道の小部峠に出、バスで下山。晴天になる。
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2006年7月2日(日)曇 10:30新神戸駅→城山→大龍寺→12:30山頂→南・北ドントリッジ→13:30森林植物園東門