高 雄 山
東お多福山へ行くつもりが、雨になりそうな曇天に山行は断念。パソコンで時間をつぶしていたら外が明るくなる。
自宅から歩いて行く散歩登山にする。9:25発。平野交差点から山手線を進むと、地蔵数体と大師道の道標あり。
学校や住宅の並ぶ渓流沿いの舗装道をのんびり登る。雨上がりで湿気が充満しているが暑くはない。
また雨になりそうな様子。こんな日でも高齢の散歩者が多い。燈籠茶屋はハイカーでにぎやか。メインルートの一つ。
大龍寺までずっと舗装され、安全に歩ける。渓流には滑床や滝もあり、道路や堰堤のできる前の自然の趣を想像。
人工物により自然が破壊されている。渓流沿い緩やかに登り詰め、車道を横切る。新緑に囲まれた猩々池の趣。
大龍寺に詣でた後、市ヶ原方向へ。地図では、市ヶ原手前に本山への登路があるが、すぐに本山への道標が現れる。
途中、茂みでビショビショになるが道は明瞭。尾根に出ると立派な尾根道と合流。これが地図にある道。早まったようだ。
メインの全山縦走路からはずれ、静かな尾根道、趣も悪くない。黒岩、天狗尾根を引く摩耶山のどっしりした風格。
目を転じると、再度山の三角の後にドーム状の鍋蓋山。貴重なアングルの風景だが、樹林に遮られ、残念。
難なくこじんまりした三角点の山頂に立つ。山頂脇から下山路へ。程なく道が左右に分かれる。
道標には森林管理歩道、分水嶺越林道とあるが地図と照らしても分からない。勘で右へ進むが、はずれ。
予定では、北・南ドントリッジを進みたかったが、結局、トエンティクロスに出る。前回と比べ、水量が増えている。
メインコースで人が多くなる。六甲は道が開かれ過ぎて錯綜しており、迷わずに進むにはもっと歩き込まないと。
森林植物園東門手前まで来て、どうするか思案。物足りないが、どこかにアプローチするには遠過ぎる。
今日は散歩登山、植物園のアジサイを見ておとなしく帰ることに。渓流にめずらしいトンボが飛び交っている。
しばらく進むと、臨時の料金所、300円ナリ。天気が好転、沢山の人出。長谷池の睡蓮が満開、カメラマンが多い。
アジサイの満開にはまだまだだが、めずらしい品種を撮る。バスで下山する頃、青空になり悔しい。
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2006年6月18日(日)曇 9:45大師道入口→10:45大龍寺→11:25山頂→12:15森林植物園東門
六甲では知名度は低いが趣、展望そこそこに良い山 たかおさん 476m 神戸市北区