高 森 山

昨日は今月9日のフルマラソンに備えて長距離ジョグ。連休最終日、足のストレッチも兼ねて軽いハイキングへ。
正月らしい山に登りたく、海に面した本山へ。山行意欲の湧かない低山だが「関西日帰りベスト100」の山。
車利用が良さそうだが、慎重を期してバス・電車を乗り継いで行く。堺市の家を出てから加太駅まで2時間を要す。
駅からのんびり歩いて町並みを抜け、加太湾沿いの車道から砂浜に降りる。本当に久しぶりに波打ち際を歩く。
ゴミが多いのが不快だが、灯台や島、和歌山西端の地らしい景観。穏やかに寄せては返す波の音を聞きながら
心穏やかになる。打ち寄せられた小石が丸くきれい、記念に2個拾う。足元が悪くなったところで車道に戻る。
突端の高みに国民休暇村が見える。休暇村への分岐を過ぎ、少し先で県道から右へ分岐する道へ。道標はない。
阿振川沿いしばらく進むと、左へ延びる山道あり。テープが目印。雑林中、石ゴロゴロの歩きにくい道を緩やかに登る。
本山西の鞍部に手製道標あり。右へ少し進むと、左上に延びる道がある。灌木のトンネル、趣が良さそう。
尾根伝いに本山へ登る道のよう。そちらへ行きたい気になるが、ガイド本どおり道なりに進む。主尾根に出ると、
ハイキング道標あり。道も良くなる。短時間で狭い山頂着。正面、紀淡海峡が開ける。眼下に大川の袖ヶ浜。
長く延びる島影は淡路島。淡路島に続く山並みは六甲山。スッキリしない天気だが薄っすら明石海峡大橋を確認。
東方、雑林越し和泉山脈の重なり。関西空港方面も見える。石積みのケルンと三角点のある雰囲気の良い山頂、
ベンチにかけ、紀淡海峡を見ながら軽食中、高齢男性が到着。風のない穏やかな天気でと声を掛けられる。
地元の人、明日、子どもたちを引率してハイキング、下見とのこと。穏やかな風景、気分の中、穏やかな人と出会う。
四国山への尾根道は雑林中、小さな起伏の繰り返し、雰囲気が良い。途中の高みから和泉山脈の展望が開ける。
途中の展望台は老朽化して危険だが登ってみる。友ヶ島や淡路島が良く見える。すぐ下の広場に東屋があるが、
グループでにぎやか。道標に従い、程なく四国山着。立派な木の展望台あり、友ヶ島や淡路島が良く見えるが
手前の広大な造成地が景観を損なっている。ガイド本では、山頂下の大駐車場から森林公園を抜け、
往路を戻るが、「関西周辺の山250」に従い、尾根づたいに街へ南下する車道を歩く。期待した程の展望も風情もなく、
西高校脇を通過、町中を抜けて、南海加太線:西ノ庄駅へ。しばらく電車待ち。物足りない気分。⇒トップページ

紀淡海峡を見晴らす和泉山脈西端の山 たかもりやま 284m 和歌山県和歌山市

201113日()曇×晴 9:15南海加太線加太駅→10:15登山道入口11:00山頂→11:55四国山→13:10西ノ庄駅