曇天の予報、昨日の山行疲れもあり、出控えるつもりが朝、空を見ると青空!急ぎ出かける。
8時家を出、JR神戸駅へ。ガイドブックの「ワイルドな岩山の大展望」に魅かれ本山へ。
新快速を加古川で各停に乗り換え。すぐに接続。10人位の中高年登山者が同時下車。ガイド片手に登山口へ。
先頭に立ちどんどん進んでいたら登山口を行き過ぎる。メインの登山口ではないようで、注意しないと見落とす。
雑草が茂っている上、小さな私製標示しかない。メインルートと合流するまで雨に濡れた雑草とクモの巣で不快。
ガイドの説明と写真から草木のほとんどない岩山を予想していたが、意外と草木に覆われており、岩場は部分的。
ツツジは盛りを過ぎているが小さな黄花が沿道を彩る。一汗かいて小山へ登るとしばらく平坦な快歩路。
馬蹄形の長い稜線が、鹿嶋神社の大鳥居のある平坦地を囲む。岩肌を見せる鷹ノ巣山の向こうに優美な本山。
神社へ下る分岐点まで一旦小山を下り切る。神社から登ってくる人が多いようで展望台がある。眼前に岩盤の大斜面。
かなりの傾斜で見上げると迫力!幸いスニーカーでもすべらず、好きなコース取りで進めるが白ペンキ印もある。
岩盤を登り切ると暖傾斜となり、振り返ると進んできた稜線のアップダウン。山頂まで予想以上のアップダウン。
低い潅木しかないため終始展望が得られるが、切り立った岩場の山頂から馬蹄形の稜線の連なりと平野の好展望!。
もやっていて瀬戸内海まではスッキリと見えないが、播州の平野と低山の連なりが牧歌的。眼下は新緑!
展望と昼食を満喫。地元の人々が気軽に登るようで中高年登山者の他、ファミリーや若い男女。
登山道も縦横に走っており、道標が全ての分岐点に整備されてはいないので、進路を誤らないようガイドは必携。
特に山頂からの下山路を間違えないよう注意。縦走路は「北山」方向へ下る。山頂から2箇所目の鉄塔下で
稜線と道が左右に分かれる。道標がなくとまどうがガイドに従い左へ(ガイドブックによっては右へ下るとある)。
下りの縦走路も長く、いささかダレル。潅木越しに長い長い稜線の連なり。あれを歩いてきたのかと感嘆!
延々と続く稜線の下りにやや不安になるが、秀吉が戦況を見たという太閤岩に達し、一頑張りで車道へ下り切る。
全山縦走にこだわらない場合、車を鹿嶋神社駐車場に停め、展望台へ登り、山頂から「長尾」へ下る周回が良い。
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低山ながら歩き応えのある長い縦走路の好展望の岩山 たかみくらやま 304m 高砂市

2006528日()曇×晴 9:10JR曽根駅鷹ノ巣山→11:30山頂→13:10→13:40JR宝殿駅