高 星 山

平石山への縦走・周回の予定が深雪に難渋、断念 たかぼしやま 1016m 兵庫県朝来市

2022年1月2日(日)晴　7:45生野学園入口→9:15614m点→13:40山頂→15:55614m点→16:50生野学園入口（地図）

ここ2年ほど山の雪が少なかったが、この冬、日本海側は大雪が続き、氷ノ山では遭難発生。不安だが好天の予報に雪山を目指す。本山経由で平石山へ何度も登っており、昨冬は山上の積雪は少なかったが、播但道：生野ICを降りた時から車道沿い除雪の山。これ程の積雪は初めて。いつもの林道入口に駐車できず生野学園への登り坂入口に何とか駐車。学園のグラウンドを横切り、町境尾根端に取付く。スネまでの積雪、ワカン着用。標高850m点辺りまで総じて急登続き。最近積もった雪は締まっておらず一足ごとに深く沈む。614m点で植林帯を抜け出、開けた岩稜になる。数か所、岩場を巻くのに難儀。850m点辺りから暖傾斜になるが積雪が膝辺りまでになり、一層進度が鈍る。11時ころまでに登頂できれば平石山縦走可と思うが無理そう。主稜線手前から灌木帯の前進に苦闘。灌木は深い雪に覆われ、進路を見つけにくい上、灌木の上に乗ると深く踏み抜き、胸まで没しもがく。よく目にする誘導テープが見当たらず、時間切れで登頂断念を思い始めたころテープ発見。何とか登頂。テープを追えば灌木帯を避けれそうだが無難に自分の足跡をたどり下山。気温が上がり緩んできた雪がワカン裏に厚くくっつき歩きづらく不快。614m点で足跡を見失い少しズレた方向へ下山。最後に軽率に笹薮に入り込み時間ロス。深い新雪の山行のあなどれなさを痛感。⇒トップページへ