暑
寒
別
岳
2005
年
7
月
4
(
日
)晴
9:30
箸別登山口
→12:30
七合目
→13:35
山頂
→16:50
登山口
長いアプローチの後、お花畑のスカイラインが待つ山
しょかんべつだけ
1491m
増毛郡
増毛町
高度は大したことないが、広大な山域は国定公園に指定され、道天然記念物の雨竜沼湿原で有名な山。
湿原、南暑寒岳経由のコースが代表的だが、往復12時間!容易ではないと見送っていたが、
詳しいガイドブックで、北の増毛側からもっと短時間で登れる暑寒、箸別2コースがあることを知る。
所要時間の短さとお花畑に魅かれ本コースにする。好天に満を持して7:00発、道央道を滝川ICで降り、
国道275号から車の少ない道道94号を高速で快走。国道231号に出、舎熊を過ぎ、
バス停:第一箸別の向いにある箸別橋を渡り、左斜めに延びる枝道へ入る。道標がないので要注意。
踏切を渡り、登山口まで13kmの道標に従い左折。道なりに進み、登山道路8kmの道標に従い左折。
登山口まで500mおきに道標。道路も良く、後半、正面に雄大な本山、広大な山麓高原を快走。
登山口は駐車場、トイレ、きれいな避難小屋、案内板が整備されている。先行者の車が数台。遅い出発。
前半、長く裾を引く山麓の緩やかな登り。1合ごとに標柱、道もよく整備されており、安心して進める。
2合目まで、樹林と草花の中、ジョギングができそうな平坦路を、花々を愛でながら散策気分で進む。
4合目まで歩きやすい暖傾斜の道、次の標柱まで予想以上に時間がかかり、やや焦り気味。
蚊とブヨとの戦い、立ち止まれない。竹の子獲りの人たちがチラホラ。防虫ネットを被っている人もいる。
4合目を過ぎると、石がゴロゴロ、雪解けのぬかるみに難渋。残雪を数回横切る。
他の山では出会わなかった水芭蕉と座禅草の群生!6合目を過ぎ、樹林帯を抜け、
7合目から山上お花畑のスカイライン!白山イチゲ、千島フウロ、深山キンバイ等が咲き乱れる。
しばらく登りらしい登りが続くが、花々と南暑寒岳など山々、広大な樹海の展望に疲れを感じない。
9合目から緩やかな起伏のスカイライン。マイルドな南暑寒岳とは対照的な西暑寒岳のアルペン的山容。
暑寒コースと合流後ほどなく山頂着。ウコンウツギの群生に迎えられる。眼前に群別岳と奥徳富岳、
日本アルプスに引けをとらない展望。地図と磁石で山名を確認するが、感覚が狂って混乱。
地元山岳会員のベテラン高齢者に芦別岳と夕張岳かと聞いて恥ずかしい。懇切に山名を教えてくれる。
広いテラス状の雨竜沼湿原を望む、今度はあそこに行ってみよう!
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