数曽寺山塊(大坂山) |
未踏の岩稜コース探索 すそじさんかい(おおさかやま) 450m 兵庫県加東市 |
2024年12月29日(日)曇✕晴 8:15三草山登山口駐車場→9:00大坂山南尾根登山口A→10:10大坂山頂B→数曽寺峠→11:15南尾根派生尾根登山口C→12:05南尾根合流→12:50南尾根登山口→13:30駐車場(地図) |
年内最後の山行。独特の景観や岩稜に惹かれ3回訪ねている本山へ。これまで馬瀬集落側から未整備のコースで背山東の尾根へ登り、背山、大坂山と縦走、数曽寺峠から登り返し、P299mから南に長く延びる岩稜を下る醍醐味のある周回コース。今回は大坂山南尾根とその派生尾根を探索。カーナビ任せで一般道を走り、国道372号沿い三草山登山口の道標に従い、登山口駐車場着。神戸市内から42km、所要1時間。寒気が厳しく雨具着用。山口集落を抜け、ため池西岸を進み、池北端で左の数曽寺谷への道へ。進路は比較的明瞭だが石ゴロゴロで歩きにくい。南尾根登山口に道標あり、関電の鉄塔管理用の階段道をたどる。最初のうち暖傾斜だが急登後尾根上に出る。明るく開けた尾根で大坂山頂へ延びる岩稜を見通せる。P324mを経て送電線鉄塔下に出る。中間部で岩稜通過。遠目より難しくなく、鎖場も鎖に頼らず登れる。急登をこなし山頂へ抜け出る。北面の山並みの景色が良い。P299m南尾根を下る予定だったが南尾根から見た派生尾根の岩稜に惹かれる。下降は危険そうだったので数曽寺谷へ下り、登ることに。大坂山頂から少し下った所から数曽寺山塊西部の展望が良い。数曽寺峠へ急下降中、2グループに会う。以前と比べ登山者が増えているよう。峠からの道は明瞭。短時間で派生尾根登山口。道標はなくテープのみ。少し先に南尾根登山口。道は明瞭、送電線鉄塔まで急登。中間部で岩稜になるが南尾根から見た目ほど難しくはなく、難なく通過。急登後、南尾根合流。合流点に道標はない。往路を戻る。両岩稜とも魅力に乏しく、目的に訪ねる程ではないが大坂山登降路として利用できる。地理院地図には派生尾根コースが明記されているが南尾根コースの方がより整備され、利用者も多いようだ。P299m南尾根から登り、大坂山南尾根を下ればこの山塊の魅力を堪能できる。最高点の背山まで往復しても良い。一句「山里のため池涸れる寒さかな」⇒トップページへ |