杉 山
趣の良い自然林の尾根をたどり、好展望の山頂へ すぎやま 1088m 兵庫県宍粟市 
2020111日()晴 9:35千町やけの小屋→10:30笠杉山→11:55山頂→12:40段ヶ峰→14:05林道→14:35千町やけの小屋(地図地図
11年前、宍粟50名山完登を目指していたが記憶に残っておらず、自身の記録で印象の良かった山を再訪。この山域には複数の宍粟50名山がある。本山と笠杉山を目指し、時間があれば大段山か段ヶ峰も登ることに。この山域は縦横に林道が走り、登山口が分かりにくい。どこから登るか、現地へ行って判断することに。中国道:山崎ICから国道29号を北上、安積橋で県道6号へ。国道429号に合流後程なく百千家満(おちやま)で道標に従い右折、細い山間の道だが奥に集落があり、整備された舗装道。草木ダム近くにきれいなトイレあり。上千町集落を抜けると、未舗装になるがダートではない。急なヘアピンカーブを抜けると、景色が一変、明るい自然林帯!一帯自然公園として整備されている。左上に見える施設駐車場に停める。冬季閉鎖中だが立派な建物。笠杉山への道標あり、裏の自然林に惹かれ、登ってみる。ヤブのない疎林帯、自在に登れる。急登をこなすと道が現れ、それをたどるが進路不明瞭になり、大雑把な見当で北へ登り続ける。林道に出、道標、案内板あり。笠杉山へは林道を左右どちらへ進んでもよいが、眼前の斜面に取付き、登り続ける。笠杉山南東のピークに出、狭い尾根をもう一つピークを越えると、登頂。狭い山頂から北面、冠雪の氷ノ山が見える。冬晴れ、山並みや平野がスッキリ見える。往路を戻り、尾根伝いに本山へ。鞍部の大乢で一旦林道に降り立つ。古い石仏を拝顔。再び尾根に取り付き、緩やかに登り続ける。疎林中、気持ちよく進める。所々大石あり。薄く積雪あり、スパッツを持参せず、反省。山上の平坦で広い尾根に出ると、進路が分かりにくいがピンクテープを追えばよい。馬酔木の灌木帯に入ると、道が明瞭になる。山上庭園の小表示板のある辺り、石が点在。北東の展望が開ける。眼前、平長な段ヶ峰の冬枯れの山肌が美しい。一帯積雪期は素晴らしそう。山頂は笹原の平坦地。遮るものなく展望が広がる。眼前の段ヶ峰に惹かれ、そちらへ向かう。下って登り返す。道中の趣は余り良くない。山上の平坦路をしばらく進むと、ハイキング道に出、程なく山頂。馴染みの展望が広がる。往路を引き返し、途中の道標に従い、西へ下降。道はよく整備され、岩塊流帯を見ながら林道に降り立つ。ここがメインの登山口か。千町小屋への道標に従い、山腹を縦横に走る作業道をジグザグに下る。小渓流を渡り、林道に出、少し下った所で自然林帯中の遊歩道へ。程なく無事、千町小屋着。ネット情報では、笠杉山〜杉山〜段ヶ峰〜千町ヶ峰(〜大段山)の大周回コースが紹介されており、健脚の人にはお勧めか。⇒トップページ