杉ヶ沢高原

2012428日()快晴 8:25遊歩道入口駐車場→8:55天滝→10:00796m三角点→10:50俵石→11:50駐車場

今年は冬から春への移行が急、先日までの雪山モードが一気に吹き飛ぶ暖かさ、暑い位。雪山用具を仕舞込む。
兵庫は低山しかないが山は多く、ガイド本も多い。「はりまハイキング」の山は数年前、短期間で全登頂。一方、
「たじまハイキング」の山は遠いため、未踏峰が多い。今年はその完登を目指す。始めに、惹かれていた本高原へ。
播但道を北上、和田山で降りそこない、北近畿豊岡道へ入ってしまう。山東ICから国道9号へ。県道6号から48号へ。
天滝への道標に従い右折、レストハウス前の駐車場を過ぎ、終点の駐車場着。数台駐車。東屋、トイレ、案内板あり。
舗装された遊歩道、趣の良い渓谷沿い小滝を見ながら登る。険しい崖に道と手すりが整備され、安心して進める。
急階段を登り、前方に天滝!いよいよ近づく、落差の大きな滝、圧倒的な迫力と美しさ!日本の滝100選に
相応しい風格。連休初日だがカメラマン、観光客が数人。ここから急登が続く。ジグを切りながらそれ程苦しくない。
思いがけず、ヒトリシズカの群生!樹林の趣も良い。急登をこなし、暖傾斜に。俵石への分岐道標があるが
高原へ直行。大きく開けた場所に出、どこでも好きに歩ける感じ、進路やや不明瞭。適当に進むと、道標あり。
ジョギング姿の男性に「こんな所で人に会ったのは初めて」と言われ、面食らう。行楽の人出を案じていたのに。
未舗装の道を進んでみる。氷ノ山〜鉢伏山、妙見山など見えるが、樹林に遮られ残念。轟大根畑の開墾碑を見て
広大な畑地を進む。農作業の人がチラホラ。焼畑の後、景観を損なっている。三角点を求め、高みに登ってみるがなし。
隣の台地上に発見、一応ゴール。残雪の氷ノ山を見て、往路を戻る。俵石への道標に従い、未舗装道へ。
左下、自然の庭園のような湿地帯。立派な休憩舎が現れる。道標が往路を指し、とまどう。樹林中、野鳥観察の道標
に従って進むと、道標あり。急斜面の遊歩道が崩落、ダート道を下る。斜面に石ゴロゴロ、大岩かと思いきや、これが
俵石か。急斜面のダート道を進むと、見事な石の重なり。しばらく進むと、往路の分岐点に戻る。周回路は
分かりにくいが、俵石は必見、周回がお勧め。帰路、天滝の真下辺りへ降りてみる。すごい迫力。帰途、観光客が
次々登ってくる。駐車場も満車に近い。⇒トップページ

高原は期待外れだが名瀑:天滝、俵石の奇観に感嘆 すぎがさわこうげん 796m 兵庫県養父市