山

20071013日()曇 12:50魚町公園→14:10山頂→14:50池田側登山口→15:40公園

平成之大馬鹿門を目指す急登の山 そらやま 900m 兵庫県宍粟市

日名倉山から下山後、本山へ。先日、三室山から下山後登る予定が雨で断念。「兵庫50山」番外の山。
山頂の彫刻:平成之大馬鹿門で有名。対面する大甑山山頂に対になる彫刻があり、両者で門柱をなす。
元々関西の大学に設置される予定がタイトルがふざけているということで拒否され、この地に設置されたもの。
登山地図には池田からのコースしか載ってないが、「兵庫50山」紹介の尾根コースから登る。
県道72号を北上、ちくさ高原の道標に従い左折、しばらくで駐車場、トイレ、休憩舎の整備された公園着。
ここを起点に自然観察の遊歩道が整備されているが、今の時勢、利用者がいないようですっかり荒廃。
荒れて歩きにくい急斜面の道をジグザグに登る。道中、木の名を記した表示板やベンチが無残。
標高680mの小ピークへの最後の登りは特に急。山頂広場と銘打たれ、狭い山頂にベンチあり、眼前に植松山。
この先の尾根道は比較的歩きやすく、起伏も緩やか。しばらくで遊歩道と分かれ、空山へ。要所に手製道標あり。
本コースを歩む人は少ないようで、進路不明瞭な個所あり。途中、樹林が切れ、植松山の優美な姿。
この辺り、伐採された倒木に覆われ道が途切れるが、前方の赤テープを目指して進む。
河内と西河内を結ぶ峠鞍部へ下った後、本山への登りが始まる。山頂手前は急傾斜の直登が続く。
山頂は大馬鹿門の石柱土台以外、ブッシュに覆われ、展望は遮られている。奇抜なタイトルに比して単純な彫刻。
周辺を刈り払いもう少し大切にしたらと思う。土台に大トランクあり、何事かと開いてみると登頂記念ノート。
ブッシュのススキ越しに後山、絵になる。植林帯の趣の乏しい尾根を引き返す気になれず、
池田側へ下ってみる。予想通り、こちらの道はよく利用されているようで明瞭で雰囲気も明るい。
ただ、こちらも急傾斜。降り切ると、後山〜ちくさ高原スキー場に至る長い稜線が眼前に連なる。
池田の集落は、美しい田園風景の中。コスモスが咲き乱れる。県道沿いに登山口への道標あり。
車道を3キロほど歩き、公園駐車場へ。池田側からの往復が無難。尾根コースは植松山の展望が良い。
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