全国的な大寒波の小休止、曇天の予報だが雪山を目指す。京都の鎌倉山か百里ヶ岳を予定していたが昨日までの雪で国道367号の峠越えが不安。本山はこれまで東のスキー場側から登ったが行程が長く登頂できそうにない。西の大糠から登ることに。国道9号線沿い、登山口近くに道の駅があり、交通や駐車の不安も少ない。播但道を北上するにつれ雪景色、不安。スキーヤーの車が多く、北近畿豊岡道と合流後、渋滞。特に鉢伏へ向かう県道87号入口まで渋滞。国道9号の峠は放水の融雪装置があるが不安げに越える。道の駅は駐車可だが営業してないのかトイレ使用不可。予想以上の積雪。不安げに身支度、出発。裏側の神社前に登山案内板あり、林道もすぐに分かる。登山道への分岐には小道標あり。道中、緑の道標が要所にある。何か所か案内図まであり、地元同好会の手でよく整備されている。5合目まで林道も通じているが、尾根伝いに樹林中を進む。疎林中、自由に進めるがテープをたどる。先行者のスノーシュー跡とも別れる。スノーシュー着用でも脛まで沈む。一歩一歩淡々と進む。5合目まで暖傾斜のスノーハイク。樹林の切れ間から北側の白菅山、大杉山、本山が見える。風のない穏やかな雪山日和。楽観に反し、登頂は時間的に無理そう。13時を目途に引き返すことに。5合目から登りになる。何本か風格のある木が現れるが特に6合目の木は立派。灌木のプロムナードに鹿の足跡だけが続く。雪庇の稜線を通過後、急斜面を膝で圧雪しながら7合目馬の背に登り出る。展望が開け雪山らしくなる。これからという所で時間切れ。対面の山腹が墨絵風。自分の踏み跡をたどり、登りの半分の時間で下山。一時小雪が吹雪いたが青空が見えてくる。下山路から瀞川山方向の雪景色が絵になる。⇒トップページへ |