城 山
貴重な晴天なのに、午前中の妙高山は展望ゼロ、本山に期待。妙高山のすぐ西方の山、短時間で移動。
駐車場が心配だったが、丹波市役所春日庁舎駐車場に停める。山側へ道なりに進み、春日局生誕の興禅寺着。
大きな立派な寺。境内は梅が満開。石垣、壕に囲われ、昔は軍事に備えたのか。西隣の小学校前の坂を登ると、
登山口駐車場着。保月城址登山口の石柱と黒井城跡の石碑あり。2コースあり、石柱側から登る方が楽そうだが、
駐車場奥の階段を登り、尾根の直登コースへ。下ってきた男性から、長野から来た城跡巡りの若者と会ったと聞く。
そんな人もいるのかと感心。すっかり春めいた天気、汗をかきながら急な傾斜を登る。振り返ると、柏原町の名峰、
譲葉山〜向山の連なり。本山に惹かれたのは、向山から見た、本山から五大山の連なり。
道中、本丸までの距離表示やベンチが整備されている。楽勝で、テラス状の城跡台地に出る。石垣まで残り、
いかにも山城跡らしい。遮るもののない素晴らしい展望! 三尾山〜多紀アルプスの長い連なり。
眼前が妙高山とは、すぐには気付かず。これから向う千丈寺山越し、五大山〜五台山への連なりを見ながら軽食。
本山はよく整備されているが、縦走路は未整備。城山からの下りは急峻で、ロープを頼りに慎重に下る。
小ピークをこなし、兵主峠着。兵主神社へ下れるが急そう。尾根を登り返すべきところ、右に巻き道あり、そちらへ。
水平に進むうち北東へ支尾根沿いに進んでいる様子。道のない尾根を潅木に難渋しながら登り、主尾根に戻る。
本コース中、一番コースミスしやすい個所。峠以外には道標はなく、テープも少ない。一般にはお勧めできないコース。
無事、平長な千丈寺山着。雑林中、山頂標示の代わりに「砦址」の小標示発見。緩やかに下り、大野坂へ降り立つ。
三角点のある362mピークまで足を延ばすには時間不足、急傾斜で道もなさそう。大野坂から谷筋の道を下る。
北側の名刹:白毫寺への参詣道として利用されてきたという道。暖傾斜で林道のようだが小石がゴロゴロ。
短時間で里に出る。眼前、譲葉山塊がそびえ、三尾山が間近。地元の人達には、朝に夕に見てきた故郷の山。
⇒トップページへ
360度の素晴らしい展望、国指定史跡の山城跡 しろやま 356m 兵庫県丹波市
2009年3月15日(日)晴 12:00春日庁舎駐車場→12:45山頂→13:45千丈寺山→14:55駐車場