白 滝 山

正月明けの週末、好天の予報、久しぶりに比良山へ。伊吹山へ行きたいが、交通の便が悪く見送る。年末の寒波で
積雪の予想、関西での雪山体験を比良山から始める。未踏の伊藤新道から登り、比良岳〜烏谷山縦走の計画。
神戸駅発7:16の湖西レジャー号が便利。堅田駅からバスで坊村へ。いつものハイカーの行列がなく意外。下車時、
客は自分だけ。登山口への林道が所々凍結、用心しながら進む。前半、ワサビ谷の小渓流沿いに登る。予想より
雪が多く、渓流以外、雪に覆われ、鹿の足跡以外、先行者の足跡はない。小道標とテープがあるが多くはない。
渓流をたどるように登ると、ワサビ大滝に出る。滝左側の急斜面をよじ登り、滝上部をトラバース。一番の難所。
後半、急斜面の登り。夏道が何となく分かる。ジグザグに黙々登る。山頂手前で進路不明になるが、好きに進み、
登り切る。山頂と思いきや、平坦な山頂部を更に進む。小道標とテープに導かれ無事山頂着。樹林中の平坦地、
小標示がなければ山頂と分からない。ここまででかなり消耗、前途不安、弱気になる。テープに手書きでオトワ池は
右へとある。暖傾斜の斜面を下る。一帯、樹林の趣がとても良い。テープが少なく進路が分からない。
磁石頼りに見当で進むが池が見えず。あきらめて引き返そうとし、テープ発見、無事、池に到達。この先、
さらに3つの池を経て山腹の道を進むのだが、雪の未踏コース、中止。道標に従い、白滝谷コースへ下る。
小渓流沿い迷わず夫婦滝近くに出る。昨夏通ったコース、道・道標とも整備されているとの楽観に反し、進路に迷う。
人気も全くない。愛用のカメラまで不調になる。汁谷に出たときには、縦走の余力なく、クロトノハゲから最短コース
で下山するのが精一杯。木戸峠からの水平道は、先行者による轍があるが、だれとも会わない。樹林越し比良の
山並みが見えるが撮影できず残念。天狗杉を過ぎると雪も少なくなる。趣の乏しいダラダラの下山路だが安全、安心。
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ワサビ谷、伊藤新道を経て樹林の趣の良い山頂へ しらたきやま 1022m 滋賀県大津市

200815日()曇 9:45坊村→12:10山頂→13:15夫婦滝→14:10汁谷→16:20JR堅田駅