白 滝 谷

ワイルドから桃源郷へ渓谷美が変化するお勧めの谷コース しらたきだに 滋賀県大津市

2007818日()晴 9:20坊村→12:30汁谷→13:10蓬莱山金比羅峠→15:10ゴンドラ山麓駅

全国的に猛暑続き、尾根歩きを避け、以前から惹かれていた谷コースへ。久しぶりの比良。
猛暑にもかかわらず堅田駅前はハイカーの行列、坊村直行の臨時バスに乗る。白滝谷を目指す団体と同乗、
夏場の人気コースか。重要文化財の地主神社に寄り、神社脇の舗装道を進む。駐車場はハイカーの車で一杯。
しばらく車道を上る。三ノ滝へ下ってみるが直線状の滝で余り妙味がない。牛コバの先から渓流沿いの山道になる。
沢登り装備のグループが渓流中を進むのを横目に山道を進む。ワイルドで迫力のある渓谷、山道も結構ワイルド。
渓流を渡る木橋が壊れている。石伝いに渡ると、今度は道が崩落!急斜面を木枝を掴みながら何とかクリア。
道中、ホトトギスの花が彩る。白髭淵を過ぎ、渓流からはずれ山道を進む。再び渓流に出会い、休憩舎あり。
コースからはずれて少し下ると、風情のある夫婦滝。ペットボトル2本空けてしまい、渓流の水を汲む。
渓流の様相が穏やかになり、桃源郷の趣の気持ちよいコースが続く。スカート、サンダル履きの婦人と出会い仰天、
どうやらゴンドラで山上に来た行楽客が足を延ばしている。家族連れも数組やってくる。比良岳へ向いたかったが
炎天下、無理をせず、蓬莱山から下ることに。行楽客がゴンドラに乗って遊覧する中、ゲレンデの登りがしんどい。
蓬莱山は、前回ガスに閉ざされ、三角点を未確認。ゲレンデ化した山上ドームの芝生に立派な三角点。
360度の展望がのびやかに広がる。比良の盟主:武奈ヶ岳の雄姿、琵琶湖の展望はあいにくもやっている。
金比羅峠への下山口が分かりにくい。ゲレンデ右端のフェンス沿いに少し下ると、フェンス切れ目に道標あり。
峠までガレた急傾斜、歩きにくい。しばらく下ると、分岐。道なりに広い道を下ると、道が崩落、険しい崖になる。
引き返す。分岐の岩に赤ペンキ、右の迂回路へ進む。少し下ると道標のある峠。暖傾斜になり歩きやすくなる。
山上でヘリコプターがホバリング、何か事故か。帰宅後のニュースによると、大学生ハイカーが熱中症で死亡。
下山路は樹林中で陽射しから遮られていたが、それでも汗ダラダラ、足に力が入らず、惰性で下る。
下るにつれ歩きやすい道で助かる。車道に出てほどなくゴンドラ駅。幸いバスがあり、助かる。
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