車の運転は好きではないが、しばらく乗っておらず、車で出かける気になる。8時過ぎ発。予報どおり晴れ。
県道15号から国道176号へ。三田市まで車が多いが、北上するにつれ田園風景の中、快走。
舞鶴若狭道の下を通過後しばらくで国道372号に合流、貝印GS角で左折、JR踏切を渡り間もなく右折。
白髪岳への道標があるが地味、見落としやすい。山里の中、快走。バス停の広いロータリー部に駐車。
その先には駐車しやすい場所がない。昨夜、三ノ宮の好日山荘で買ってきたミズノ製軽登山靴を試用。
皮の重い登山靴とハイキング用スニーカーしか持っておらず、スニーカーでは心もとなく、購入。3Eで足先が広く、
しばらく歩くと足馴染みが良く満足。しばらく進むと、本山と松尾山への分岐。大案内板と道標あり。
左へ林道を進み、休憩舎脇から山道となる。丸太木の階段の急傾斜をあえぎあえぎ登る。稜線上に登り切ると、
山並みの展望が広がり、疲れが飛ぶ。あいにく高齢女性の団体とぶつかり、先を急ぐ。
やせ尾根の中傾斜を進むと、ハイライトの岩場。ロープと鎖を手がかりに岩上に立つ。山並みの展望に心中、歓声。
すぐ南に虚空蔵山のスッキリした三角。岩場をこなすと程なく山頂に出る。ピンクのウツギに歓迎される。
三角点のすぐ先の岩場から四方の展望が開ける。二組の中高年、空いている岩場で展望と昼食を味わう。
山並みの展望が素晴らしいが、山名が分からない。東方に篠山盆地が開ける。山頂からいきなり急な下り、
ロープを手がかりに下る。程なく広く平坦な縦走路になる。馬蹄形の道で、樹林越しに本山と松尾山が見え隠れ。
盛りを過ぎたツツジの美人がまれに残っている。松尾山への潅木林の中の登りは趣がある。
山頂を過ぎると人も少ない。松尾山山頂は広く平坦で山城跡の面影。樹林の切れ間から篠山盆地を見下ろす。
この先、道標が不十分、道も不明瞭になる地点があり、テープを確認しながら進む。千年杉を見上げて少し進み、
仙ノ岩の小道標に従って、南方の展望が開ける岩場に出る。虚空蔵山の優美な姿を再鑑賞。
進路が180度向きを変える地点に卵塔群あり。その辺りだけ森閑とした気配。
その先、高仙寺跡や古びた石仏など本山の由緒を感じる。3体石仏は分からないまま不動滝を目指す。
途中、谷筋に下る道と稜線沿いに進む道に分かれる。テープに従い稜線沿いに進むと、林道に下ってしまう。
納得いかず林道を登ってみる。松尾山への登山口から急斜面の荒廃した道を進むと拍子抜けするような細い滝。
これが不動滝か。何の標示もない。さらに急登すると、やはりさっきの分岐点に出る。松尾山側から登れば、
自ずと滝経由のルートをたどることになるが、白髪岳から下ると稜線沿いに進みがち。
ただ、この道も林道との合流点に何の道標もない。稜線沿いの道は暖傾斜のやや単調な下り。
どちらのコースが良いか微妙。このコース確認のため40分の時間ロス。⇒トップページへ
白 髪 岳
変化に富み、山並みの見晴らしが素晴らしい山 しらがだけ 722m 兵庫県篠山市
2006年6月3日(土)晴 9:45住山上バス停→10:50山頂→11:45松尾山→13:45バス停