幌 尻 岳 |
100名山中の難峰を目指す ぽろしりだけ 2052m 北海道沙流郡日高町 |
2022年7月7日(木)晴×曇 :12:00二岐沢出合A→12:45取水ダムB→16:15トッタの泉(地図1) |
2022年7月8日(金)晴×曇 :3:00トッタの泉D→4:15ヌカビラ岳E(地図2)→5:00北戸蔦別(とったべつ)岳→6:30戸蔦別岳→8:40山頂(地図3) →14:15トッタの泉15:15→19:00二岐沢出合 |
老化が進んでおり、意を決し、300名山中の難峰登頂を目指す。5日深夜、敦賀港発のフェリー乗船。6日夜苫小牧東港着、市内のホテル泊。7日7:30ホテル発、道東道、国道237・274号を走り、千栄でチロロ林道へ。17km中9km未舗装だが走りやすい。10:30終点の二岐沢出合に駐車。10台程度駐車可。先行車2台。準備や昼食に手間取った上、カメラを忘れて引き返し、出発が遅くなる。沢靴をビニール袋に入れ手にぶらさげて行く。取水ダムまで林道、その先山道になり、二岐沢左岸の明瞭な道を進む。二ノ沢出合の広河原でテント泊予定だったが気づかずに通過。二ノ沢沿い何度も渡渉するようになり、沢靴に替える。渡渉点にはピンクテープがあるがやや分かりにくい。標高1100m過ぎた辺りで沢から離れ、尾根端を直登する道へ入る。沢靴をデポ、しばらく登るとトッタの泉着。土中から湧き出る細流だが飲むには十分。泉前に狭い凸凹の傾斜地があり、地面が湿っているが、時間的、体力的にここで幕営するしかない。周辺の笹を刈り、地面に敷き詰め、何とかテントを張る。若者が疲れ切った様子で降りて来る。日帰りとのこと。翌日も日帰りの人数人に会ったが最低1泊は必要。翌日2:00起床。輾転としで眠れず。バナナの朝食後出発。ヌカビラ岳まで短くジグを切りながら直登。稜線上に出ると一気に展望が広がる。未知の日高の山並み。本山まで見通せる。北戸蔦別岳にかけて良いテント場が複数ある。初日午前中出発、トッタの泉で水を補給し、稜線上まで頑張って登るのがよい。北戸蔦別岳までは楽に進めるが山頂までの起伏はかなりシビア。特に戸蔦別岳から山頂北東端までの登りはきつい。戸蔦別岳山頂まで来ると、左下に七ツ沼カールが見え、カールが特徴の日高の盟主に相応しい本山の風姿を実感(写真)。七ツ沼カールには簡単に下降できそうだが時間的余裕がない。他の登山者からカールに熊2頭いたと聞く。上から見るだけにした方が無難。沿道沢山の花々、写す余裕がなく見るだけにする。山頂北東の尾根端に登り出ると、後は暖傾斜。あいにくガスが湧いて視界がきかず。長い往路を根気よく引き返す。平日だが15人ぐらいと会う。テント撤収に手間取るが頑張って二岐沢出合まで戻る。往路を戻り、日高町の道の駅:樹海ロード日高で車中泊。疲れ切っていてよく眠れる。一句「湧水の脇に半坪テント張る」⇒トップページへ
|