2006730日()晴 9:35JR山崎駅天王山釈迦岳→13:50山頂→15:00本山寺→16:05バス停

昨日の疲労が強く、のんびりしたい気分でもあったが好天に魅かれて少し遠出。昨日、ゴロゴロ岳、今日、ポンポン山。
関西では人気の山、どのガイドブックにも載っている。8時過ぎに家を出、神戸駅から快速で山崎駅下車。
線路沿いに少し進み、踏切を渡ると、天王山登り口の大標示。明智光秀と羽柴秀吉の決戦にまつわる案内板が多い。
道なりに急坂を登り宝積寺を経て山頂、山城跡へ。京都らしい竹林の中を進む。樹林の趣も良く、歴史を感じさせる。
ハイカーも結構いるが、本山を目指す人は少ない様子。道標も天王山を中心に周辺の古刹へのルートを示すもの。
天王山経由で本山を目指すにはアプローチが長過ぎる。机上で安気に計画した以上、今日もバテ気味なのを押して進む。
車道に出ると、斜め向いに柳谷観音への道標があるが農道につきハイカー通行禁止とある。しばらく車道を進むと乗願寺。
ベンチとトイレあり。進路に迷うが、少し引き返した地点に脇道があり、見当でそちらへ進む。正解だが道標がなく不親切。
整備された柳谷聖苑の休憩所で昼食。自販機・トイレあり。県道79号をテクテク進み、ゴルフ場を過ぎると大沢杉の案内板。
疲れていたが寄り道。初めて見るような奇怪な大杉!椎茸販売所を過ぎると、釈迦岳への道標。
しばらく林道を進むと、登山口標示。駅から3時間でやっと本山への登山道に到達。ここまで車で来れる。
バテ切ったところで急な登りが始まる。腹ごしらえをして気を取り直し、ハッハッと息でリズムを取りながらジグザグに登る。
一頑張りで稜線に出る。この先、山頂を経て本山寺に至るまで、尾根道の樹林の趣がとても良い。起伏も緩やかで快歩。
身体の調子も良くなり、足が疲れてはいるがピッチは上がる。団体をかわすために飛ばしたりする。
釈迦岳山頂はこじんまり控え目で展望も今一つ。本山山頂は、四方に展望が開けた小広場。多数のハイカーでにぎやか。
やや平板な展望だが、北西方にひときわ目立つのは明神ヶ岳か。この山域は初めて、周辺の山名が分からない。
山頂付近で歩くとポンポン音がすると言うが?むしろ加茂勢山という正式名の方が相応しい。出灰へ下るのが一番安直だが、
体調が戻ってきたので、予定通り東海自然歩道の尾根道を下る。手入れされた杉の植林帯の中、平坦な道が続き、
それなりに美しい。途中、樹林の切れ間から、北摂の山並みを望む。夫婦杉も見事。本山寺も古刹の趣。
この先、神峰(かぶ)山口バス停までの1時間の車道歩きが辛い。神峰山寺も由緒ありげな名刹だが寄り道する元気なし。
近道を通ってバス停に着くなりバスが来たのが幸い。本山寺下に参拝者用大駐車場あり。ここから登るのが正解か。
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名前は軽妙だが、由緒ある趣の尾根道、好展望の名山 678m 京都府大山崎町