大 山

にぎわいの表参道から登る丹沢の顔 おおやま 1252m 神奈川県伊勢原市

2009614日()曇 9:05バス停:大山ケーブル→11:15山頂→12:20ヤビツ峠13:30蓑毛バス停 

スッキリしない天気の週末。土曜日は比較的天気が良かったが、何となく行きそびれ、曇天の日に出かける。丹沢で一番訪れる人が多い山。登山の山というより信仰の山。余り惹かれないが、丹沢でこの山を落とすわけにはいかない。登山口が多いが、どうせならと表参道から登る。小田急線:伊勢原駅からバスに乗る。タッチの差で乗り遅れるが20分おきに出ている。バス待ちの長蛇の列、子どもの団体でにぎやか。バス終点から両側にお土産屋の並ぶ階段を登る。豆腐料理が名物のようだ。ケーブル駅左脇の道を登ると程なく、女坂、男坂に分岐。大山寺を経由する女坂へ。ガスに閉ざされ、暑くはないが湿度が高い。一昨日から数か月ぶりに再開したジョギングの疲れもあり、足がだるく、元気が出ない。表参道らしく石段と丁石が続く。薄暗い雑林の中、黙々と登る。湿った石がすべりやすい。程なく大山寺着。更に登り続けると、阿夫利神社着。初めて聞く神社だが、大きくピカピカで立派。ケーブルで到着した子どもの団体より先を急ぐ。子ども連れの家族などが多く、騒がしい。総じて傾斜は急で、暖傾斜の個所は少なくシビアだが、小さな子どもたちが元気に登ってゆく。雑林中、展望個所は少ないが、いずれガスに閉ざされ、全く展望がない。自然林が続くが趣は乏しい。草花もほとんどなく、楽しみがない。けだるいが黙々と登り続け、阿夫利神社奥の院のある山頂着。最終の丁石は28丁。形ばかりお参り。三角点はない。山頂というより奥の院の境内。好天であれば樹林の切れ間から展望が得られそうだが、仕方なく趣の良い樹木を撮る。人々に混じって昼食休憩。こんな天気でも結構な人出。往路を少し戻り、道標に従いヤビツ峠へ下る。往路と比べ暖傾斜、溝状の歩きやすい道。こちらから登ってくる人も多い。やはり子ども連れや若者グループ。ハイカーは少ない。峠の手前にベンチの多い小広場あり。閉鎖中のヤビツ山荘から少し下ると、峠の車道に降り立つ。ここまで来るバスが数本ある。立派なトイレを借用。駐車スペースもある。二ノ塔、三ノ塔と進む予定だったが、天気が悪く元気もなく、まっすぐ蓑毛へ下山。ヤビツ山荘前から下るとすぐに道が左右に分岐、とまどうが左へ。しばらく楽な水平道が続く。下り道もジグザグに下るため比較的楽。後半、植林帯の中、渓流沿いの舗装道を下る。幸いバスが出る少し前に着く。昨日登らなかったことが悔やまれる。⇒トップページ