大 谷 山
 湿った深雪に難渋、登頂できず おおたにやま 813m 滋賀県高島市
 2015111日()曇×小雪 8:45ピックランド駐車場→9:35登山口→13:25704mピーク→16:00駐車場
昨12月、所用とマラソン大会へ向けた走り込みで、山行せず。山行へのテンションも低下している。9連休の年末年始も山行せず、一段落着いた3連休、ようやく山行。昨12月、車にスタッドレスタイヤ装着。雪山山行の選択肢が広がる。昨冬計画したままの大谷山へ。名神:京都東ICから湖西道路を北上。沿道の雪は少ないが冠雪の比良山系が美しい。マキノ高原への道標に従い、県道287号へ。マキノスキー場から登るか迷うが、ピックランドに駐車でき、予定どおり石庭から登る。雪模様の予報だったが薄曇りの穏やかな天気。久しぶりの雪山装備で出発。なぜか高揚感はなく淡々。メタセコイア並木が美しい。石庭への道は除雪され、集落内の路肩へ駐車可。大鳥居のある八幡神社へ向かうが、神社からの道が雪で分からず戻る。集落内へ進むと、登山道標あり。雪原の中、スノーシュー装着。正面、なだらかな本山。中央の建物が正眼寺。その右上の稜線を登る。正眼寺へのゲートは開いているが、左に寺を見て、獣除けフェンス沿いに進むと、登山口道標あり。フェンス入口下部が雪に埋もれ開かない!寺まで戻るのも面倒、強引に隙間を広げ体を押し込む。この山域では有名な赤坂山の南に連なる地味な山だが、本コースはよく利用されているようで、溝状に夏道が続き、要所に道標もあり、迷わず進める。標高700m辺りまで急斜面だが、ジグザグに登り、急登は少ない。この冬、全国的に雪が多く、本山一帯の雪も深い。湿っている上、スノーシューでもひざ下まで埋もれる。久しぶりの山行にはきつい。軽い吐き気も続き、立ち止まり、気を取り直しながら黙々登り続ける。下部は植林だが、登るにつれ自然林になる。704mピークから東の展望が開け、メタセコイア並木や琵琶湖の竹生島が見える。本山からスキー場へ下る予定だったが、予想以上に時間を要し、往復にする。自然林中緩やかに下り、749mピークへ登り返すが、時間切れ。雪も降り始め、暗い冬空になる。あっさり引き返す。自分の踏み跡をたどり、雪の急斜面をショートカットしながら、下りは早い。下り切ると、小雨。登山口から30分で駐車場着。スキー場から登り、本コースを下るのは難しそう。700m辺り〜山頂部はなだらな上、尾根が分岐、進路を迷いやすい。⇒トップページ