大 岩 岳
低山ながらダム湖越しの箱庭的景観が素晴らしい山 384m 神戸市北区
午前、本山、午後、鎌倉峡を目指し、久しぶりの遠出。いずれも道場駅が起点。6時起床、7時発。
三田駅で神戸電鉄からJRへ。JRの本数は多い。道標に導かれ千刈水源地へ。道中、不動岩の迫力。
ロッククライミングのゲレンデ。東山橋を渡り、尾根道の入口を探すが分からず、ガイド本に従い、幡豆川沿いにダムへ。
布引貯水池同様、神戸の水源として昔作られたダム、風格と趣あり。ダム脇の小滝を見て、川岸を少し進み、
行止りで金網フェンス沿いに細道を登る。登山口らしくなくとまどう。すぐに緩やかな起伏の山腹の道となる。
沿道、ずっとビニールロープが張り渡され、興ざめ。雑林越しにダム湖、山水画風の個所もあるが、樹林に遮られ残念。
途中のザレ場から眼前に羽束山。冬枯れのグレーの連なりの上、秀麗な三角。道標に従い、山頂への登りに転じる。
短時間の急登。登り切る手前、背後、遠方に長大な稜線の連なり。六甲山!
こんな風に六甲の全容を一望するのは初めて。山頂と思いきや本当の山頂は眼前で待っている。
平坦な稜線を歩き、少しの急登で登頂。小広場の中心に大きく立派な三角点。いかにも山頂らしい。
眼前、ダム湖と羽束山、大船山、絵になる。南に下ると、山名の由来となった大岩があるが、
大周回したくてガイド本に従い、北へ急坂を下る。鞍部の十字路で右へ下る。倒木の多い疎林の中、やや道が不明瞭。
小道標に従い左折、不安になりだしたころ尾根に出る。少し先で東山橋へ下る長い尾根道の入口があるが、
ロープが張られ「入山禁止」の掲示。ガイド本では松茸シーズンだけとあるが、本山のあちこちロープが張り渡され、
山主が他人の入山を嫌がっているのがありあり。仕方なく、南へ延びる尾根道を進む。この先、道標はなく、
磁石とテープ頼りのオリエンテーリングとなる。道が数箇所で分岐。結局、市境の尾根を南下後、渓流沿いに西進。
この道中にも「入山禁止」掲示にぶつかる。結局、山頂から南へ下る大岩経由の小周回コースが無難。
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2007年1月20日(土)曇 8:45JR道場駅→9:15千刈ダム→10:15山頂→11:55道場駅