雄 岡 山
意外と自然林の趣の良い優美な山 おっこうさん 241m 神戸市西区
登らなくてはと思いつつ、余りの低さに見送っていた近場の山。天気予報が今一つの今日、登ってみる。
雄岡山と雌岡山(めっこうさん、249m)とが約2km隔てて双子峰のように並び、併せて登る山。
よく通る国道428号から初めて鈴蘭台の方へ左折、県道52号から22号へ。県道83号と交差後、
「メガネの三城」手前で左折、道なりに走り続けると、右手に神出神社参道入口の大鳥居あり。
鳥居前を通過して路肩の空地に駐車したが、参道空地にも駐車可。雌岡山上まで車道が通じ、大駐車場あり。
参道舗装道を少し登ると、右手に直登路あり。昨夜の雨で斜面がすべりやすい。案外と樹林の趣が良く、
椿が沢山咲いている。10分で山上神社境内に出る。由緒ある神社らしく、大きく立派、風格あり。
南面展望台から田園風景が広がる。六甲西部の山並みを遠望。淡路島が近い。
左手、樹林に遮られているが、雄岡山の鍋蓋のような均整の取れた円錐の山容。
案内板の「明石」の地名の由来になったという両山の伝説が面白い。姫石神社に寄り、駐車場広場を横切り、
広い坂道を下る。梅園が整備され、紅白咲き始め。金棒池、大皿池を見ながら車道沿い歩道を進む。
大皿池を過ぎ、車道が左へカーブする地点で右の脇道へ。雌岡山と比べ、雄岡山は道標等、整備されていないが、
その分、思いのほか自然の趣が良い。自然林のトンネルを抜け、短時間で山頂に出る。
こじんまりした石の祠と立派な三角点あり、山頂らしい。南面、淡路島が近くに見える。東側へ下山、
こちらも趣が良い。車道に出た後、同じ道を戻るのもつまらず、少し引き返したところで、
甲南大広野グラウンドの道標のある方へ回り道。山麓から見る雄岡山、低山ながら優美。
ミゾレ降る寒気厳しい中、田畑の中の道を進む。雌岡山への道が不安だったが、途中から現れた道標に従い、
愛宕山経由で再び雌岡山へ登り、駐車場所へ下山。一度は訪れたい由緒ある山。⇒トップページへ
2007年3月11日(日)曇×晴 9:15神出神社参道入口→9:25雌岡山頂→10:15山頂→11:25参道入口