大 段 谷 山 |
退職後最初の山行、無名の沢と尾根をたどる 795m 京都府南丹市 |
2021年10月2(土)晴×曇 8:45駐車点→9:05入渓→11:15出渓→12:10尾根上→12:30山頂→13:15下降点A→13:30分岐点B→15:50駐車点(地図) |
4週連続、芦生の山へ。地図を見ていて本山北東に延びる無名の沢とその東に長く延びる尾根に惹かれる。京都縦貫道:園部ICから県道19、38号を快走、入渓点に近い広い路肩に駐車。南東に突き出た小尾根上の踏み跡をたどり広河原に降り立つ。由良川を渡り入渓。苔むした入口、雰囲気は良い。谷が狭く、難所が懸念されたが2か所の小滝は無難に巻ける。踏み跡もある。渓相や両岸の疎林の趣が良く、期待以上。気分よく進んでいたら階段状の小滝が現れる。さらに、落差15mほどの直瀑。小滝は難なくこなし大滝前に出る。地図に沢名も滝名もないのが不思議。両側とも急な土壁。左の植林帯へ這い登る。どこまで登るのかと案じていたら幸い巻道に出る。沢へ戻るのも楽。その後、渓相は一層穏やかになる。沢沿い大木が点在。細流になるとともに傾斜が急になる。水流がなくなった辺りで出渓。ガレ場の急登、休み休み登り、尾根上に出る。A点に出たと思い込んでいたが、少し北西に出たことに後で気づく。尾根上低い起伏をこなし樹林中、平坦な山頂着。三角点と朽ちた小板あり。文字が消えて山頂名を記したものはない。雑林の尾根、展望はないが雰囲気は悪くない。山頂から西に長く延びる尾根に惹かれ、そちらから登ってみたい。往路を戻り、灰野へ下る道を探す。道が現れるが南東へ延びている。不審ながら進むと、灰野への分岐道標あり。予定の北へ延びる尾根の下を巻くように延びる登山道は歩きにくい。B点で谷側へ下降する道と分かれる。分岐点に小道標あり、直進方向は須後(ハイキング道に不適当)とある。こちらへ進む人もいるのか。踏み跡らしきものもなく、灌木が繁る個所もある。雑然とした雑林、雰囲気は余り良くない。600m点で進路が2分。長く伸びる北西へ進んだが、灌木が一層繁るようになる。桃色線を下降する方が良かった。次第に急下降になる。右下方に集落が見えるがそのまま直進。詰めで西へ激下り。立木頼りに何とか広河原に降り立つ。南進するが車道までの登りが急。引き返し、沢靴に替え由良川を渡り人家へ向かう。人家脇から車道に出、しばらく歩いて駐車点へ戻る。一人気ままな山歩き。先月末で第2の職場を退職後最初の山行に相応しい。⇒トップページへ |