伯 母 子 岳
趣よく歩きやすい小辺路を経て好展望の山頂へ おばこだけ 1344m 奈良県十津川村
2016925日()曇×小雨 5:35駐車点→8:20三田谷遡行断念→9:35林道発→11:50小辺路合流→13:00山頂→14:15旅籠跡→16:25駐車点
台風通過、ようやく天気回復。欲求不満を晴らすように遠出。前日昼まで所用、午後発。国道168号を南下、谷瀬の吊橋を過ぎてしばらく、県道733号へ。カーブ連続の狭い道。三田谷橋を渡り、神納川沿いの空地に駐車。神戸の自宅から3時間。何と小雨。コンロを使うのが面倒、バナナとおじやで夕食。河川改修工事か大型ダンプなど多数駐車。殺風景だが静か。翌4時起床。星が見えていたが小雨になる。乾燥米を湯で戻ししっかり朝食。雨は小止みになるが増水が心配。三田谷を遡行できない場合を思案。三田谷橋から河原へ下り、工事用に整地された河原の道を進む。出だし人工の溝中の流れだが、堰堤を過ぎ、道が切れた辺りから広い奔流になる。両岸切り立っているが釣師のものかかすかな踏み跡あり、たどり進む。所々河原に降りて進む。河原へ降りる際、腐っていそうな木の幹を掴んだら折れて滑落。顎を打撲、出血、反省。浅瀬を何とか渡渉したり難渋しながら進む。枝谷からも滝の奔流。行き詰まり遡行断念、引き返す。往路よりコース取りが難しく、山腹の道を目指し、急斜面を這い登る。マムシ!尻尾を激しく震わせ、威嚇態勢。回避、幸い短時間で林道に出る。また小雨、下山も考えるがせめて本山へ。6年前、高野龍神スカイライン側から登った日本300名山。道は暖傾斜だが所々崩落、急斜面をきわどく小走りで渡る。進めなくなることを案じながら進み続け、ようやく熊野古道:小辺路に合流。出口に林道へ間違って進まないよう警告表示。雰囲気の良い旅籠跡で人心地着く。伯母子峠まで1時間が長いが道中の雰囲気は良い。峠に山小屋あり。三田谷遡行は時間がかかりそうなので小屋泊もよいか。山頂まで一頑張り。グループがいる。天気好転、展望が開けるが平板。往路を引き返す。小辺路はかつて生活道だっただけに歩きやすい暖傾斜の平坦路。疲れた足にやさしい。高齢者一人とだけ会う。登山口から500mほど国道側へ行った三浦からも登山道が整備されているようで、周回ができそう。⇒トップページ