渋い沢筋を詰め、開けた高原の秀峰へ にゅうどうがたけ 906m 三重県鈴鹿市

2011715日()晴 8:15池ヶ谷登山口→9:05尾根→9:45山頂イワクラ尾根→11:05宮指路岳分岐点

11日に鈴鹿の山へ遠出したばかり、遠出はおっくうな気分だったが、良い行き先を思いつかず、再び鈴鹿へ遠出。
北アルプス山行に備え、鍛練のため、小岐須渓谷→入道ヶ岳→宮指路岳→仙ヶ岳→小岐須渓谷の大周回コースへ。
名神高速から初めて新名神を快走、東名阪道:鈴鹿ICで降りる。県道560号を直進、小岐須渓谷への道標に従う。
道の錯綜する集落内で迷うが、何とか小岐須渓谷への道へ戻る。採石場脇を通過、渓谷沿い、狭い舗装道を進む。
整備された滝谷登山口を通過、しばらく狭い道を進むと、池ヶ谷登山口着。各登山口には、沢山の△小旗の目印あり、
トイレ、駐車場、道標が設置され、親切、ありがたい。滝谷コースがメインだが、行程短縮のため、池ヶ谷を登る。
取付きから急登、渓流沿い高巻くような足場の悪い道が続く。進路もやや分かりにくく、何度かコースアウトしかける。
ペンキの矢印マークと、所々公設の道標あり。何度か渓流に近づき、渡渉もある。渋い趣の渓流、沢登りもできそう。
地図の小屋マークよりもっと下方にきれいな避難小屋あり。渓流から離れ、急斜面を登り、尾根に出る。尾根道が
続くかと思いきや、再び渓流沿いの道になる。傾斜が緩くなり、空間も広がり、苔むした沢の趣と静けさが良い。
意外や最後まで沢を詰め、詰め切ったところで、薄暗い沢筋の世界から、一転、明るく開けた草原に出る。
高原状の山頂へ、樹林の趣も良い草原を緩やかに登り、短時間で登頂。大鳥居をくぐると、鈴鹿の平野が広がる!
高原の樹林越し、鈴鹿の山並みが展開。眼前、名峰:鎌ヶ岳の鋭鋒。これから向かう宮指路岳〜仙ヶ岳。
赤トンボが飛び交う草原を下り、樹林帯に入るが、しばらく進むと、痩せ尾根になる。アップダウンがシビアだが、
水沢岳越し鎌ヶ岳の展望が開けたり、岩のオブジェが現れたり、変化がある。宮指路岳への分岐点を目指し、
まだかまだかと先を急ぐ。キレットの急降、急登後、さらに進み、水沢岳が迫ってきたところでようやく分岐点の
小ピークに立つ。道なりに進むと、ピークを巻いて水沢峠へ進んでしまう。要注意。⇒トップページ