西 お 多 福 山
展望は今一だが尾根道の笹原と樹林の趣がとても良い山 878m 神戸市東灘区
曇のち晴れの予報に期待、8時過ぎ家を出る。岡本駅南側に出、進路にとまどう。磁石で山側を確認、
川沿い岡本公園の道標に従い進む。八幡神社を横に見て急坂を登る。駅から15分で案内板のある山道入口。
住宅街からすぐに鬱蒼とした渓流沿いの道になる。暑くはないが、雨上がりの湿気が充満、まるで冷サウナ。
雑草が刈り払われており助かる。ほどなく左:八幡谷への道標が現れるがこれは打越峠への分岐ではなく見送る。
ほどなく打越山への道標に従い左折。少し登り、小道標に従い、打越山とある方へ進むがブッシュでびしょ濡れ。
以降、小道標に従い何とか登頂。樹林に囲まれたこじんまりした山頂、雰囲気は良い。この辺り、地図にない道が錯綜。
歩きやすいメインルートを進み、打越峠から登るのが良い(峠の道標には峠とは標示されていない。)。
峠から住吉道への下り道は、静かで雰囲気が良い。途中、黒五山へ寄り道できそうだが、先を急ぐ。
住吉道に合流、整備された道となる。ハイカーも点々と現れる。本山への分岐辺り、渓谷の趣が良い。
分岐点の道標が、渓流の対岸にあり、文字がよく読めない。雨で増水した渓流は濡れずに渡るのが難しそう。
西滝ヶ谷への道と思い、無理に渓流を渡らず、住吉道を直進。山の上部はガスで閉ざされ、今にも雨が落ちてきそう、
天気好転のきざしがない。湿気と汗でタオルがグショグショ。カメラの調子も体調おかしい。けだるくリタイアしたい気分。
本山の稜線と深い渓谷を見ながら山腹を巻くように緩やかに登る。雨ヶ峠からの道と合流後、ハイカーがさらに増える。
前回下った七曲りを忍の一字で登る。江戸時代からの幹線、傾斜が急でなく優しい。バテ気味のハイカーを追い抜き、
一軒茶屋着。梅雨時でもハイカーで一杯。パン2個の昼食。予定では、本山を登り、湯槽谷山から未踏の高尾山、
逢ヶ山を経て有馬口へ下る目論見だったが、コースミスに疲労もあり、本山の尾根を下ることに。六甲最高点に寄り道。
ようやく天気が好転、大阪方面まで見通せる。沢山のハイカーが昼食中。満開のトラノオの群生。
全山縦走路を車道を横切りながら進む。樹林の趣が良いのが救い。ガーデンテラス方向へ進む縦走路と別れ、
舗装道を進む。この辺りが本山山頂。電波施設前に針葉樹の森の道標があり、逆戻りするようにヤブを掻き分けるが
山頂は不明。住吉駅への道標に従い、舗装道から尾根道へ入る。道標にブナの森とあり、笹原と樹林の趣がとても良い。
ブナといえば大樹をイメージするが細い潅木。展望は、樹林の合間にチラチラ見える程度だが、明るい雰囲気の尾根道、
気持ちよい。50分で住吉道へ下る。渓流を渡らず渓流沿いの道を進むが、いずれ行止り、渓流を渡って住吉道に合流。
五助堰堤の先から御影駅までの車道歩きが長くウンザリ。魚屋道=住吉道と思っていたら、案内板に、
住吉道は、明治に鉄道開通後、魚屋道に代わり発展した道とあり、納得。⇒トップページへ
2006年7月9日(日)曇→晴 8:40阪急岡本駅→打越山→六甲最高点→12:40山頂→五助堰堤→15:00阪急御影駅