西 岳
 単調な樹林中の長い尾根歩きにウンザリ にしだけ 2398m 長野県富士見町
 2020322日()曇 4:50立場川キャンプ場→9:10山頂→12:45キャンプ場(地図) 
西岳西麓の立場川キャンプ場で車中泊。3:30起床。朝食後5:00前、暗い中、出発。登山道標はないが、地図と照らし、林道ゲート前から山側へ登る道を進む。尾根上に出ると、カヤ原中の狭い直線路に出る。右側に別荘が立ち並ぶ。不安ながら前進。少年自然の家前を過ぎると、西岳道標が現れ、ホッ。以降、要所には道標あり。早まって勝手に枝道へ入らないこと。第5配水池建物、1477m三角点を見て、樹林中を抜けると林道に出る。道標に従い左へ林道を進み、山腹を巻くと、登山道標あり。ここから山道らしくなる。程なく山頂から北西に長く伸びる尾根上に出る。ここまでの進路が複雑で分かりにくい。単調な樹相の樹林中、暖傾斜の一本調子の登りが続く。展望もなく、つまらない。初日の長時間運転のせいかこれまで経験のないひどい腰痛。中腰が苦痛、山歩きにも支障あり。広い尾根上、進路不明瞭だが踏み跡とテープをたどる。次第に傾斜が出てくる。併せて雪も深くなる。幸い先行者の踏み跡あり、何とかワカンなしで進む。山頂手前は傾斜が急でバテそう。ウンザリする程長い単調な登りの末、ようやく山頂に抜け出る。一気に展望が開け、眼前、円丘の編笠山と対照的に険しい権現山。南面が開け、南アルプスの展望が良いとあるが、あいにくガスって見えない。八ヶ岳主峰を見たいが樹林に遮られる。途中、樹林の切れ間から見えたのは、阿弥陀岳と赤岳か。低山の雪山歩きが物足りなく、八ヶ岳に挑戦したが、積雪期の主峰に向かうには、今の自分の力量では無理か。編笠山まで足を延ばす時間のゆとりがなく、ウンザリしながら往路を戻る。冬枯れの樹林が美しい。本コースはお勧めできない。編笠山南麓から登る方が良い。⇒トップページ