二 上 

趣の良い整備された自然公園の山から奇岩峰へ にじょうざん 517m 大阪府南河内郡太子町

2010529日()晴 13:25竹内峠→13:55雌岳山頂14:15雄岳山頂→15:30屯鶴峰入口→16:25近鉄:二上山駅

葛城山から縦走,竹内峠の車道を左へ少し下り,ダイトレへ入るのが本来だが,時間短縮のため車道を右へ登る。
竹之内街道入口の大道標あり,旧街道を進むが,地図にある登山道が見当たらず,引き返そうとしたら,
街道入口脇に車道に平行して細い踏み跡あり。マイナーコースを登り,下ると,メインコースの岩屋峠に出る。
道標の進路が分かりずらいが,まっすぐ進むと,すぐに雌岳への道標と木段が現れる。木段を登るにつれ,
葛城山方向の新緑の山並みがきれいに見える。短時間で山頂広場に出る。10数年前,家族で訪れた場所。
思い出にある石の大日時計あり,記憶より小さい。日時計脇に三角点あり。新緑の木立に囲まれ,雰囲気が良い。
石のベンチから奈良方面の山並み,街並みを展望。馬ノ背へ下ると,ブドウ畑のビニールハウス越し,
大阪のビル群を望める。これも思い出の印象的な景色。疲れているせいか,雄岳への登り返しがきつい。
明るく開けた雌岳山頂と比べ,古代の大津皇子を祭った小社があり,静まった雰囲気。展望も乏しい。
馬ノ背へ戻り,道標に従い屯鶴峰方向へ。ダイトレ起点目指し,緩やかに尾根道を下る。展望は乏しいが,
自然林の中,雰囲気は悪くない。途中,マイルドな雌雄の高みが見える。歩きくたびれてようやくダイトレ北口着。
最後の踏ん張り,車が多く,不快な車道沿い辛抱して進むと,屯鶴峰入口の大看板あり。案内板によると,
二上山の噴火によりできた奇岩帯で,国の天然記念物。奇岩がたむろしている鶴に見えることから屯鶴峰。
元気を取り戻し,広い道を進み,灌木帯を抜けるとすぐに白い奇岩帯に出る。一見,大した規模に見えないが,
適当に探索してみると,相当広い一帯に奇岩が展開,やはりすごい。遊歩道はなく,奇岩上を用心して進む。
余裕があれば,ウロウロ探索して楽しめそうだが適当に切り上げる。ガイド本には奇岩帯を北へ抜けるとあり,
テープもあるが進路に迷いそうで無難に引き返す。平服のアベックや本格的なカメラマンなど来訪者が結構いる。
二上山と屯鶴峰,セットで訪れるのが良い。長い車道歩きを経て,くたびれ切って二上駅着。⇒トップページ