鳴 川 谷
久しぶりに六甲北側の山域へ。地図を見ていて、鳴川を辿ってみたくなる。箕谷駅から国道428号を進み、
柏尾台への分岐を過ぎてすぐ近畿自然歩道の道標に従い集落内の道へ。柏尾台への車道下をくぐり、神社着。
神社右手から趣の良い渓流沿いの道を進み、柏尾谷リバーパーク着。荒廃した施設等が景観を台無しにしている。
最初の渓流分岐で左の支流へ。踏み跡なく、小滝や滝つぼを迂回しながら進む。1箇所、迂回の難所あり。
後はそれ程の難所はない。ワイルドな小渓谷が穏やかになり、ひょっこり志久道に出る。古道らしい風情が良いが
石ゴロゴロで歩きにくい。花折山への分岐を過ぎ程なく、鳴川右俣の小渓流着。渓流沿いに歩けるか不安だったが、
踏み跡が現れ、テープも続く。屏風谷に似た穏やかな渓流、堰堤は全くない。趣は屏風谷の方が良いか。
渓流の渡渉を繰り返す。靴を濡らさずに渡渉するのに、渡渉点を探し、木枝を支えにしたり、知恵がいる。
中山大杣池と天保池を結ぶ橋をくぐる。ようやく左俣と合流。左俣も明瞭な道がある。右俣より穏やかな渓流、
しばらく進むと、水が枯れ、枯山水の風情。程なく古倉山西方の小池に出る。谷を詰め、「太陽と緑の道」に出る。
地図にある南北の道に出たと思いきや、西へ分岐する地図にない道に出たようだ。混乱したまま進むうちに気付く。
未踏の東・西鹿見山を目指す。NTT電波塔に出る手前にある中山大杣池への道標の地点から踏み跡を進むと、
東鹿見山へ至る。短時間の登りだがきつく感じる。雑林中、手製の山頂標示あり。展望はないが登頂に満足。
電波塔前の車道を下ると、右手に天保池への道標あり。そこから西鹿見山に取り付く。踏み跡とテープあり。
短時間の直登で登頂、山頂標示が見当たらず、引き返す。車道の途中、工事現場から本日初めて展望が開ける。
眼前、花折山、南東、六甲の連なり。車道急カーブ点に花折山入口あり。少し車道を下り、柏尾谷左俣へ。
暗いジメジメした谷、恐る恐る下るとテープと踏み跡が現れる。谷は枯れており、かなり下ってから小渓流になる。
次第に谷が明るくなり、渓流の趣も良くなり、本流に合流。柏尾谷は市内では一番お勧めの渓谷。
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神戸近郊の柏尾谷、鳴川谷を結ぶ渓流大周回コース 神戸市北区
2008年12月6(土)快晴 7:50神鉄:箕谷駅→8:15八王子神社→柏尾谷→9:15志久道→9:50鳴川右俣入口
→11:45右・左俣合流点→13:05ハイキング道→14:00東鹿見山→西鹿見山
→14:55柏尾谷左俣入口→15:40柏尾谷本流合流→16:05八王子神社→16:30箕谷駅