2006917日()晴→曇 9:20阪急中山駅→10:20奥之院→11:00山頂→12:50住宅街→13:30山本駅

山歩きの醍醐味はないがのびやかな景色の広がりが新鮮な山 なかやま 478m 兵庫県宝塚市

2週連続、所用で山行できず、3連休を楽しみにしていたが、台風接近で天候不順。昨朝は小雨で山行を見送り、
ようやく好天に恵まれる。久しぶりの山行、無理せず安気に登れそうな北摂の名山へ。8時に家を出、阪急を乗り継ぐ。
接続が良く意外と早く中山駅着。南側に出るが中山寺参道へのトンネルあり。聖徳太子建立の古刹、ピカピカ立派。
信徒会館横から奥之院への道標に従い、墓地脇を通過後、参道に入る。歩き込まれた道だが階段や舗装はない。
9月半ば過ぎ、日差しの強さは和らいでいるとはいえ蒸し暑い。元気が出ないが幸い暖傾斜。ほどなく夫婦岩着。
大岩だが、注釈がなければ特に印象に残りそうにない。手前にベンチや休憩舎あり。地元の人たちに散歩コースか、
空身でスタスタ降りてくる中高年が続く。奥の院の手前、樹林の趣がよい。奥之院境内の雰囲気も良い。
この先、平坦に近い暖傾斜の縦走路。潅木林の中、安気に進む。金網フェンスがずっと設置されており興醒め。
山頂展望台に寄るが大した展望はない。山頂まで予想以上の距離。寄り道する感じで山頂小広場に出る。
山頂標示が全くなく、三角点が証。北から東にかけ展望が開けているが平板な感じ。満願寺の道標に従い進む。
フェンスが道の両側に続き、山歩きというより散策。展望も得られず、つまらない気分で進むうち、
眼下にゴルフ場が見える小岩場で、ようやく展望が開ける。南西方に六甲連山を望む。このアングルは新鮮。
本山中腹まで宅地化、宅地難を思う。この先、東〜南〜西、のびやかな展望が開け、縦走後半に本山の見せ場。
楽勝と思いきや縦走はやはり長い。鉄塔が2本並ぶ地点から下山にかかる。正面に伊丹空港や大阪市街が広がる。
滑りやすいザレた急傾斜、気を抜けない。続いて岩場、進路を選びながら下る。久しぶりの山歩き、足が頼りげない。
下り切ると、あっけなく住宅街。満願寺の道標に従い、左、住宅街へ進むが、右へ不動明王参道に下るのが正解。
道を尋ねて山本駅側へ進み、不動明王参道へ。西明寺滝への分岐を見過ごす。⇒トップページ