七 種 山
昨日は、暑さに負けて山行を控えたが、今日は早起き、7時過ぎ車で出る。中国道:福崎ICで降り、
県道23号を交差点:西治で七種山への道標に従い右折、しばらくで道標に従い左折、野外活動センター着。
広い駐車場、案内所、トイレ等、整備されている。滝手前まで舗装道が続き、滝見物か車が数台通過。
七種神社の山門を過ぎ、鳥居の先から登山道となる。すぐに雌滝、虹ヶ滝が現れるがパッとせず。
有名な七種ノ滝は、さすがに見上げるような大落差だが、筋状の流れで、枯れることもあるという。
山頂まで、本山の方が槍と呼ぶに相応しい急な直登。晴天の予報なのに雨の中、あえぎあえぎ登る。
中高年男女4人を抜く。他には登山者なし。山頂手前で展望の岩場に出る。雨は上がるが、ガスっている。
山頂も展望は開けているが薄ボンヤリとしか見えない。七種槍への縦走路を目でたどる。相当にシビアな起伏。
山頂のすぐ下につなぎ岩。展望が良く、スリルもある。縦走路に入ると、倒木が多く、荒廃。
テープを確認しながら進む。ほどなく分岐点。直進しそうになるが手製の道標に従い右折。急傾斜の下りが続く。
一時暖傾斜になるが再び下る。心配になりだしたころ小滝林道への分岐点、ホッ。槍への登りは中位の傾斜で楽。
尾根らしくなり潅木林の趣も悪くない。槍山頂は樹林の中、狭い。野外センターへの道標に従い少し進むと、
南東、福崎町方面の展望が大きく開ける!この先、好展望の岩の痩せ尾根が続き、縦走のハイライト。
安直な山頂往復より本縦走の方がシビアだが醍醐味あり。アップダウンの繰り返し、金取岩まで予想以上に長い。
金取岩から下ると、野外センターへの下り道があるが、ガイド本に鉄塔下を通過するとある。
前方、岩場の踏み跡が不明瞭だが登ると、前方に鉄塔が見え、明瞭な縦走路が続く。早まって下らないこと。
最後のピークから長い縦走路を省みる!センターまでザレたすべりやすい急傾斜の下り。
縦走中、幸い曇天で風が吹き渡っていたが日差しが強くなる。センターの広場や水場は、親子連れでにぎやか。
⇒トップページへ
名滝、急峻な登降、岩場の縦走路、好展望と変化に富んだ名峰 なぐさやま 683m 兵庫県神崎郡福崎町
2006年8月27日(日)雨→曇 8:45駐車場→9:35七種ノ滝→10:25山頂→12:10七種槍→14:10駐車場