流 れ 谷
 水害で荒れているのが残念な初級の沢 ながれだに 1092m 三重県四日市市
2015613日()晴×曇 8:40流れ谷バス停→9:15入渓→10:05二俣→12:15最後の二俣→12:35出渓→13:10登山道→13:40釈迦ヶ岳→15:00庵座の大滝→16:00流れ谷バス停   
梅雨の中休み、好天に恵まれ、久しぶりの沢登り。心身ともなまって不安。無難に遡行できそうな沢へ。鈴鹿ICで降り、国道306号を北上、県道725号で朝明渓谷へ。幸い流れ谷出合に広いロータリーのバス停。バスの邪魔にならないよう駐車。車道を少し戻り、沢沿いの林道を進む。最後の堰堤上の河原から入渓。身支度中、ヒル発見。ヒル除けスプレーをスパッツに吹き付ける。アブがまとわりつき、不快。水害で荒れた河原を冴えない気分で進む。程なく小滝が現れ、雰囲気も良くなる。遡行中、数か所、崖崩れの跡があり、荒れていて不気味。心身とも動きがモタモタ、ぎごちなくゆっくり進む。気持ちが乗ってこない。二俣で正面に斜滝を見て、右の進みにくそうな石積みの方へ。この先、核心部。最初の難関10m滝。左の斜面を這い登り木枝頼りに巻く。苦労して巻き下ったと思ったら出発点!なぜ?ガックリ。巻き直す。しばらく無難に小滝を越え進み、長い斜滝も滝沿い直登。右に谷が現れ、最後の二俣か迷うが左へ直進。8m滝で難渋。足がかりあり、直登できそうだが滝に打たれる。退却。巻くのも困難。軽食休憩後、雨具装着、再挑戦。滝落ち口へセリ登るのに勇気を奮う。少し先で最後の二俣。右へ進み、急斜面を登り続ける。水流が細くなり、出渓。しばらく沢を登り、適当に右の樹林帯へ。軽いブッシュ、やや難渋。ウロウロ登り進むと、道に出、松尾尾根と尾高への分岐道標あり。釈迦ヶ岳を目指す。御在所岳方向の展望の開けた痩せ尾根。険しい崩落地上を通過、急登をこなし、暖傾斜の樹林帯を通過、登頂。四日市の平野を見晴らすがもやっている。大滝を見たく、庵座谷を下る。しばらくダートな急下降。ロープ頼りに慎重に下り続け、谷に降り立つ。広河原の雑然とした谷。三段の滝を巻いて下る。下るにつれ、暖傾斜の進みやすい道になる。谷を高巻く道から振り返ると、大滝!息を呑む。沢を渡渉、林道を進み、大駐車場前に出る。車道を15分歩き、駐車点へ戻る。⇒トップページ