ナガモッコク尾根

貴重な3連休、天気に恵まれず、昨日は雨、今朝も雨。半ばあきらめていたが雨が上がり陽が差す。
急ぎ朝食、9時過ぎに家を出る。先日、ルート入口を発見したナガモッコク尾根へ。東六甲縦走路の岩原山から
北西に延びる尾根。登山地図にルートはないが記名あり。記名のあるところはルートがあることが多い。
宝塚駅南側の蓬莱橋を渡り、ローソン右脇から狭い道を川沿い緩やかに登る。登山口の塩尾寺まで車道歩き。
真夏、バテ気味に進んだ道を散歩気分で安気に進む。雨上がり、幸い、寒くなく穏やかな天気。ハイカーはいない。
40分で寺着。尾根道に出るまで、溝状に道のえぐれたやや急な道。尾根道は、暖傾斜の平坦路、楽チン。
樹林の趣きも悪くなく、好きなコース。岩倉山へ寄り道、三角点を前にして石の祠に素朴な不動の石仏。
赤子谷左俣、右俣下山口を見送り、潅木林の中、楽勝で岩原山着。パン2個で腹ごしらえ、本尾根へ。
入口にテープと白い小プレート道標あり。低い笹の中、明瞭な道が延びる。テープも多く、迷いやすい箇所はない。
中程度の傾斜、しばらく下ると赤子谷尾根への分岐を示すテープと小プレート。地図に記名されていないが、
赤子谷右俣に平行し、長い尾根が延びている。プレートに「踏跡不明瞭、熟練者向き」とある。魅かれるが、
今回は本尾根を下ってみることに。眼前、雑林越し、蓬莱峡の奇岩を俯瞰できるが、すっきりと見えず残念。
北方の低山の山並みも木枝が邪魔してきれいに見えない。2/3ほど下ったところ、唯一の展望ポイントから
大平山方向を展望できるが今一つ。有馬街道の車道が見え始めると、傾斜が急になる。登りはきつそう。
どこに下りるかと思いきや、知るべ岩から座頭谷へ向う際通る大橋の先の林道に下る。テープと小プレートあり。
面白味も醍醐味も趣もなく、あっさり下山。しかもいいバス便がなく、JR生瀬駅まで歩く。お勧めできないコース。
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