鍋 蓋 山
寒気厳しく遠出を控え近場の六甲山へ なべぶたやま 486m 神戸市兵庫区
20221225日()晴×曇 8:40自宅→10:00菊水山登山口(休憩所)→10:25菊水山山頂11:30山頂平野谷西尾根13:05祥福寺→13:30自宅地図
全国的に寒波到来、北国を始め雪模様の不安定な天気。遠出を見合わせ、近場の六甲山へ。予報に反し、青空の風のない穏やかな好天。散歩コースの烏原貯水池から菊水山へ。浄水場のトイレに寄ったりして登山口まで時間がかかる。枯木立の毛細管のような枝先や常緑樹の樹冠が日にキラキラ輝き、句にしたいが難しい。齢を嚙みしめながらゆっくり淡々と登る。順調に登頂。ハイカー数人。空気が澄んで比較的遠目がきく。軽食休憩後、鍋蓋山へ。馴れた路を無心に下り切ると小池に鴨がいる。一句「向き合わせ水面を滑る鴨三羽」。淡々と登り返し、山頂着。以前と比べ案内板、ベンチなど整備されている。凪いだ神戸湾が日を受け明るい鏡面のよう。景色を眺めながら軽食休憩後、久しぶりに平野谷西尾根を下降。通る人が減っているのか笹薮が伸びて身体に当たる。静かで枯木立の風情が良い。二本松林道に出るまで結構長い。それより先の尾根入口Aに注意掲示「平野谷西尾根は迷いやすく危険になっています。他のルートをご利用ください。」とあるが気にせず前進。迷う程の分岐はなく、道なりに進んだ場合、詰めは急下降で有馬道の桃山辺りに降り立つが下山口辺りが荒廃して不快。標高220m小ピークBへ登ってすぐ左へ。目印はないが踏み跡が伸びており、ヤブもなく難儀せず進める。踏み跡が不明瞭になる箇所もあるが尾根筋をたどればよい。地理院地図では更に3方向へ分岐する。予定の祇園神社側へは右へ分岐する道を下ることを忘れており、真っ直ぐ尾根伝いに下り続け、土砂で埋もれた小堰堤Cに降り立つ祥福寺境内の裏、清掃中の寺の人に下山方向を指示される。咎められはしなかったが境内へ下るのはマズそう。広い境内は掃き清められ、神聖の気が満ちている。少し写真を撮り、平野に出て程なく帰宅。⇒トップページ